鬼は外!福は内!(福豆まきの様子)

 2月2日、津市大門の津観音こと恵日山観音寺で恒例の『鬼押さえ節分会』が開かれた。
 この行事のルーツは江戸時代。多くの旅人たちで賑わう伊勢参宮街道の春の風物詩として知られた奇祭。元々は、侍や町役が、境内に放たれた鬼役の罪人を真剣で斬りつけ、邪を払うという激しい内容。毎回死傷者が絶えなかったこともあり、明治時代に中止となった。長らく途絶えていたが、地域活性化などを目的に、平成9年に現代的な形で復活させた。
 境内特設ステージでは、津商工会議所青年部と津青年会議所の会員が鬼と侍に扮し、かつての儀式をモチーフにした少しコミカルな寸劇が披露された。
 その後、前葉泰幸津市長・津クイーン・厄年の人たちなどが、ステージ上から「鬼は外!福は内!」と福豆まきを行った。
 来場者たちは懸命に手を伸ばし、舞い降りる〝福〟をつかみ取っていた。