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NHKの「きょうの料理」出演で人気沸騰中のスパイス料理研究家のカワムラケンジさんが再来松する!
10月20日㈰、松阪市殿町の旅館「八千代」で本格スパイス料理を味わう「八千代で愉しむスパイスな1日」が開かれる。
八千代とのコラボは昨年に続き2回目。芳醇なスパイスの香りを存分に楽しめる本場インドの地方料理を提供する。今回はパンジャブ料理インド版。
メニューは①ダールマッカーニ(リッチで濃厚な豆のカレー)②チャナマサラ(ヒヨコ豆のカレー、辛味と酸味が特徴)③パラクパニール(ホウレン草とチーズのカレー)④アルゴビ(馬鈴薯とカリフラワーのカレー)の4種類のカレーと⑤カバブ(焼物)⑥チキンティッカ(焼物)⑦バスマティライス(インド米)⑧ピックル(お好みで)⑨ラッシーまたはチャイ。
大人税込2200円、学生セットは1000円
(①〜③のうちいずれか2品、⑤〜⑥のうちいずれか1品、バスマティライス)。時間は共にランチタイム11時~、ディナータイム17時~(希望時間を予約時に告げる)。先着申込50名限定。
問い合わせ・申し込みは八千代☎0598・21・2501へ。

カワムラケンジさん

カワムラケンジさん

かつて、松阪市にインド料理店『THALI』を開業するなど松阪市と馴染み深いスパイス料理研究家&ライターのカワムラケンジさん(53)が9月28日㈮、松阪市殿町の旅館「八千代」で本格スパイス料理を味わう「八千代で愉しむスパイスな1日」の総シェフとして来館する。
カワムラさんは商社経営の飲食店に就職。88年に高級スポーツクラブ会員限定ラウンジの運営受託。関西のエグゼクティブやアスリート向けに、栄養評価を割り出したヘルシーメニューを百種類以上構築。
89年・築地魚河岸仲買に勤務。91年創作料理、酒、音楽の店『P・AGE BAR』 (大阪・箕面)を開業。
92年に初渡米。クラブ、ディスコ、レストラン、カフェ、バーなど各所を見聞。94年・「カレーと憂歌団」を皮切りに著述業を本格的に開始。95年・スペイン・マヨルカ島に渡KARE- 1 KARE- 2り芸術、料理、市場、教会など多様な文化に魅せられた。
97年・スパイス100%自家製粉カレーランチ専門店『P・AGE・HILL』(大阪・箕面)を開業。98年にインド料理『THALI』(三重・松阪)開業。      2000年・マヨルカへ再々渡航。スパイス一式を持ち込み、現地素材を用い、現地人を相手にした料理会を開いた。01年1月、『THALI』を閉店し、大阪に戻り著述業復活。
10年・バイリンガル・スパイス専門誌『スパイスジャーナル』を創刊したほか、スパイスやカレーをテーマにした雑誌やTV番組へ出演するなどスパイス研究のスペシャリストとして活動する。 著書に、木楽舎から初のレシピ単行本『絶対おいしいスパイスレシピ』。幻冬舎から2冊目の単行本『おいしい&ヘルシー!はじめてのスパイスブック』がある。
八千代とのコラボは今回が初めて。芳醇なスパイスの香りを存分に楽しめる本場インドの地方料理を提供する。
メニューは数種類のカレーとライス、ラッシーもしくはチャイ付きで税込2500円(ランチタイム11時~、ディナータイム17時~)。先着申込50名限定。
尚、17時と19時にトークイベントもある。
カワムラさんは「スパイスの世界はとても深い。何をどう使うかで、風味も変わるし、体調もよくなるなどの薬効性もあります。当日はとっておきのインドカレーを堪能して頂きたい」と話す。
問い合わせ・申し込みは八千代☎0598・21・2501。

スパイスにこだわる伊藤さん(レジェンドプラス店内にて)

スパイスにこだわる伊藤さん(レジェンドプラス店内にて)

KARE_2津市大門にある小さなスナック「レジェンドプラス」のオーナーの伊藤理恵さん(㈱MissR代表)は、自身の健康を考える中で、スパイスが身体に与える効用に魅せられ、深く学ぶうちにオリジナルスパイスカレーを考案。カレーイベントを開催するなど、アフターコロナにむけ新たな活路を見出している。
伊藤さんは、北海道生まれで津市育ち。若くして独立。大門で開業し今年で24年目を迎える。元々、体は強い方ではなかったが、若い頃の無理が重なって体調を崩し気味に。そんな頃に様々な効能や効果を秘めたスパイスに目覚めた。三重県にゆかりのあるスパイス料理研究家・カワムラケンジ氏のアドバイスを受けたり、書物などで独学で知識を深め、試行錯誤しながら独自にブレンドしたスパイスを使った料理を開拓。昨年から数回、数人規模でカレーイベントを開いたり、テイクアウトしたりしてお客さんの評価をフィードバックしながら腕を磨いてきた。
「スパイスは数えきれない種類があります。体を温めたり、食欲を増進したり、具に旬の野菜を取り入れて美味しく健康に導いてくれる素晴らしい香辛料」と話す。
伊藤さんのこだわりは〝美し国〟三重や津市の食材や調味料を使い、スパイスはホール(塊)で購入し、使う直前に細かく挽いて香りを際立出せる事。「コロナが収束したら皆さんにスパイスの美味しさと魅力を使えたい。スパイスカレーで地元・大門の活性化に一役買えたら」と抱負を話してくれた。

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