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「安濃ガイド会─草陰─」の会員たち…安濃町内多の長源寺で

史跡などをわかりやすく紹介する「安濃名所あんない」

 8回目に紹介するのは、『安濃ガイド会─草陰─』=石見隆浩会長(74)、会員約15名=。
 同団体は、安濃町の歴史などを学ぶ公民館講座の受講生が中心になって、平成22年に発足した。
 外部講師による講演を聴いたり、草生窯などの窯元を訪ねるなどして地域の歴史や民話、産業を楽しみながら学び、同町を訪れる人や児童をガイドしている。
 また、この度、パンフレット「安濃名所あんない」を作成し、今月20日に完成させた。草生・安濃・村主・明合の4つの地域別に、名所を写真と文でわかりやすく案内。さらに同町内多の長源寺に伝わる「伊勢や日向の物語」をはじめ3つの民話が紹介されている。同一の内容でA4版4頁とA5版8頁のものがあり、市役所安濃総合支所地域振興課などで配布中。
 現在、地域の子供向けに紙芝居を制作することを検討しているそう。
 石見さんは「町内には明合古墳をはじめ800から1000の古墳があり、昔から沢山の人が住んでいたと考えられます。地域の人にも、地元の素晴らしさを地道に知っていってほしい」と話している。
 同会への問合せは安濃中公民館℡津268・2101へ。パンフレットに関する問合せは同地域振興課℡津268・5511へ。

JA三重中央郷土資料館で栗葉小学校児童をガイドする会員

 第4回目に紹介するのは『一志町歴史語り部の会』
=吉村武司会長(79)、会員21名=。
 同会は2004年に発足し、初瀬街道などのガイドを行うほか、JA三重中央が、町内の高岡・波瀬・大井・川合小学校の児童を対象に実施している田植えや稲刈り体験に協力。子供達と楽しく交流しながら、食の大切さや、地元の農業に関する知識を伝えている。
 また同町高野にある「JA三重中央郷土資料館」でも町内外の小学生向けにガイドを行っており、先月は社会見学で訪れた市立栗葉小学校3年生114名を案内した。
 児童達は班に分かれて、昭和時代の生活用具や、農林業で使われていた器具、明治~大正・昭和時代にかけて同町で発展した養蚕・製糸業に関する器具や資料の展示を見たり、会員に農器具の使い方を教わって昔の農業を体感していた。
 同会会員は同町住民が中心で、平均年齢は約70歳。市内だけでなく埼玉県や奈良県などにも研修に出かけて、研鑽を積んでいる。来年1月13日には同会の設立10周年を迎えるため、同月に記念誌を発行する予定。
 編集を担当した谷口由和さんは「今までを振り返って次の活動の糧にしたいと作りました。内容は、10年間の活動状況が中心です」
と話した。
 また吉村さんは「皆に喜んでもらったり、見たことがないものを見られるのがやりがいです、10年、資料作りから何から手探りでやってきたが、やっと会としての形が整った。これからさらに発展して皆さんに喜んでもらいたい」と語っている。
 同会への問い合わせは津市一志総合支所地域振興課℡059・293・3001へ。

「久居城下案内人の会」の会員たち

 第3回目の今回紹介するガイド団体は『久居城下案内人の会』=森下隆史代表(69)、会員19名=。
 同会は平成20年に発足し津藩祖・藤堂高虎の孫、高通が立藩した久居藩ゆかりの史跡などをガイドしている。また、久居藩や、木造・桃園地区の名所を紹介するパンフレットを制作・発行しており、来年1月頃には、戸木地区のパンフレットが完成する予定。
 さらに、久居出身の上野英三郎農学博士や忠犬ハチ公などを題材に紙芝居を作成し、主に、地域の高齢者サロンから依頼を受けて披露している。1年程前からは会員によるマジックショーも併せて行うことでバラエティ豊かな出し物になっており、お年寄りに喜ばれているそう。
 会員達は、市内外のガイド団体や観光客との交流によって、知識が深まったり人の輪が広がることを楽しんでいる。一方、地元の子供達に紙芝居などで歴史を伝える機会がほとんどないのが残念だそうで、「勉強したことが色々な形になるのが楽しいです。子供達にも郷土史を勉強してもらいたい」と話している。
 また、森下さんは「久居駅東口近くに建立されたハチ公と上野博士の銅像を活用し、上野博士の功績を皆さんに知ってもらいたい。また、2019年で久居藩が立藩して350年になるので、私たちが協力できる行政の記念イベントがあればぜひ参加して、久居藩をPRしたい」と語った。
 同会への問い合わせは津市久居総合支所地域振興課℡059・255・8846へ。  

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