懐かしの津の風景
昭和初期、津城址の南東角の石垣の下から南を見た風景である。
堀は蓮池となっておりその南には民家が建ち並んでいる。最近の調査で江戸時代、津城の内堀は全国有数の規模を誇っていたことが明らかになっているが、この写真からもその大きさが推察できよう。
現在、この場所にはお城児童公園があり、その向こうには津警察署が建っている。
(協力=高田靖之・津市大門アーケード内「あのつ画廊」…昭和の津の町なみ写真多数展示中。059・228・8188)
2013年5月23日 AM 4:57
現在の国道23号沿い、朝日屋前あたりから北方を眺めた町並みである。
この中町道路は昭和10年に幅20mに拡幅されたが、おそらく、その数年後に撮影されたものであろう貴重な写真である。
自動車はまだ数が少なく、自転車が庶民の足であった。沿道には自転車店、書店、酒店などが軒を連ねており、右側奥に見える3階建て塔屋付きのユニークな建物は、ラジオ商「髙田兄弟商会」である。
(協力=高田靖之・津市大門アーケード内「あのつ画廊」…昭和の津の町なみ写真多数展示中。☎059・228・8188)
2013年4月4日 AM 4:57
本紙不定期連載『懐かしの津の風景』への写真提供でお馴染みの津市の大門商店街にある「あのつ画廊」で、明日2月1日~9日10時~16時、同画廊の自主企画展『昭和の津 町なみ写真展』が開かれる。
昭和46年に丸之内の町並みや、今は無いジャスコ津店、旧三重会館を撮影したものや、戦前の津駅舎と駅前の風景を写した2枚の合成写真、戦前の百五銀行本店と岩田橋の空撮写真など約40点を展示する。同画廊℡津228・8188
2013年1月31日 AM 4:57