随想倶楽部

(前号からの続き)
「高校生講座コミュニケーション英語Ⅲ」、アメリカ人男性講師、日本人講師、現役の高校生が出演。その日のstoryをきちんと聴くことがリスニング力の向上につながります。words and phrases, 文法の説明や英語表現があります。It’s Greek to me. というイディオムが出てきたことがあります。これは日本語で「ちんぷんかんぷん」という意味で英語圏の人は知っているイディオムです。題材が豊富で英語力だけでなく、いろいろな知識が身につきます。同時に英語で自分の言いたいことが言える表現力も身につきます。「オズの魔法使い」や「ロゼッタ ストーン」が題材になったこともありあます。高校英文法の応用文が取り上げられます。例えば「無生物主語」が取り入れられたことがあります。Nothing will ever cause him to change his mind. などです。20分。

「ラジオ英会話」、 アメリカ人の女性と男性講師および日本人講師。その日の話題がアメリカ人講師による英語でやり取りがあります。内容はアメリカ人の日常生活の話題が多い。words’phrase, expressions and idioms 説明があります。発音練習や 発音時のリズム、イントネーションや reductionの説明があります。英会話文法では先日「単数のthey」という講義がありました。Everyone has (  )problems. さて皆さん括弧の中に同のような単語が入りますか。正解はtheirです。
英語literacyでは英語そのものの極めて詳しい説明があります。学校、参考書などでは教えてくれない実用英語の奥深さを丁寧に教えてくれ、あなたの英語への知的好奇心や疑問を解決してくれます。英語力の幅ができます。番組の中でListen for it.というリスニングの時間があります。これはかなり話すスピードが速く、しっかりと集中して聴かないと「アッ」という間に終わってします。毎回設問がありますが、これに答えられればあなたのリスニング力は相当あることの証明になります。英語をもっと突っ込んで勉強したい人にはいい番組です。15分の番組。

「攻略英語リスニング」先ず、「その日の話題の英語」が約5分流れます。それからwords and phrases, 英文の音声変化の説明があります。「語彙力の強化はリスニング力の強化につながる」と毎回強調しています。これは「至言」です。意味がわからない単語や表現はただの音としか聞こええず、英文の意味は理解できません。あたりまえのことです。「その日の話題の英語」は1レッスン15分の間に3回流れます。内容は自然科学、歴史、芸術等様々な分野がテーマとなっています。2回目に先立ち「設問」が出されますので、それを意識して聴き、正答をすることで「リスニング」に自信がつきます。リスニング力強化を図る上で重要な「シャドウイング」の練習が毎回あります。声を出してしっかり練習しましょう。スピーキングやライティング、英語の総合力もつきます。高2くらいから聞き始めることをお勧めします。

高等学校で配布された「チャート式基礎からの新総合英語」、「新エスト総合英語」等文法書、「DUO 3.0」や「システム英単語、英熟語」等の本を高1の段階で完全制覇しておいてください。これらの英単語の参考書には別売りの「音声CD」がありますので、それを購入してそれぞれの単語がどのように発音されるのかを知ってカタカナ式の発音から脱却してください。例文や単語は必ず「音読」してくだい。これが大切です。「語彙や熟語力や文法力」はリスニング力の強化につながります。これらで語彙力と文法力を十分につけたところで、高2くらいから市販されている「センターリスニングの問題集」何冊を繰り返し解き始めてください。

「入門ビジネス英語」、米人講師2名と日本人講師。この番組が「東大のリスニング対策」に同のような関係があるのかとおもわれるかもしれません。冒頭リスニングにあたるbusiness sceneがアメリカ人やイギリス人のやり取りが流されます。内容は全部が全部ビジネス関連ではありません。発音練習や文法的や語彙や句、慣用表現も随所に出てきます。リスニング強化に大切な練習の「シャドウイング」があり、聞き逃せない番組です。15分。

「ジャパン英語ニュース」、英語ニュース。20分。日頃から新聞をよく読んでおくと」背景知識があるので、知らない単語が出てきても推察がつきます。気にせず全体の内容を理解する練習教材にはうってつけです。「東大リスニング」の時事問題対策にはいいでしょう。

以上、案内しました番組をほとんど毎日継続して英語リスニングの勉強することで、あなたの英語のリスニング力は確実につきます。たゆまず、あきらめず、コツコツと努力を重ねてください。このことは、「リスニング問題」の対策だけでなく、センター試験のリスニング対策にもつながります。高1になったら、毎日最低30分程度は英語を聴きリスニング力の強化を図ってください。

その他、前述の番組のリスニングで数字に慣れておくことが大切です。1億くらいまでの読み方、年号、分数、倍数、時間や序数などを英語で何と言うのか口に出す練習をしてリスニング問題に数字が出てきたときに瞬時に頭の中に入るようにしておきましょう。
数字は簡単なようでリスニングとなるとなかなか厄介な相手です。またリスニング問題にはどのような話題が取り上げられるのか判りません。それで日ごろから英語以外の教科書や新聞等をよく読んで色々なことを頭に入れておきましょう。
背景知識があるとリスニングの内容が把握しやすくなります。また英語の発音はアメリカ英語やイギリス英語だけの違いによるものだけでなく、男女、年齢、声の高低、話す速度、発音の明瞭さ、その人その人の発音の癖など様々な要因により異なることは承知しておかなくてはなりません。それで日頃からできるだけ多くの人の色々な発音や話し方に耳を傾けて「英語のリスニング」に慣れておきましょう。幸運をお祈りします。 終り(津市在住)

一流大学合格を勝ち取るため、あなたは日夜研鑽を積み、努力を重ねているにちがいありません。入試の対策でなかなかこれという英語の勉強法が分からず、思うに任せない分野があります。それは「英語のリスニング問題」です。「リスニング力」は一朝一夕に身に付くものではありません。「リスニング」となると対策の仕方がよく判らず不安を感じている「一流大学を目指す受験生」も多いのではないでしょうか。これはそのような受験生のために東大入試対策にも有益な「リスニング」対策の具体的な勉強法を示すものです。
小学生から東大を目指す生徒の方は、中学1年生に入学と同時に、NHKラジオ第2放送の次の英語番組を必ず聴き「英語のリスニングテスト」対策を始めてください。中学生の1学期からその対策を始めるのが一番理にかなっています。「リスニング力」を英語学習の初期の段階から積み上げることが大切です。一つ一つの英単語の正しい発音の仕方や1語~3、4語が続いたときの音声変化を確実に身につけるようにしてください。「あせらず」、「たゆまず」、「コツコツと」の心構えでやれば「リスニング」は簡単に攻略できます。この三つのポイントはリスニング対策だけでなく同時に英語の総合力をつける基本です。諺の「継続は力なり」は「英語リスニング問題」攻略の勉強法にも当てはまります。これら番組を「リスニング」対策として聴くことを高一から始めても決して遅くはありません。

「基礎英語1」文法的には中1レベル。講師はアメリカ人の女性および男性の講師と日本人講師。内容はその日のstoryの英語によるやり取りが流されます。これを毎日聴くことが大切です。これがリスニング力の強化につながります。storyで使われた words and phrases〔語句〕の日本語による解説があります。storyの日本語訳があります。文法事項の説明。発音練習。その日のstoryをもう一度繰り返して放送がありリスニング力の強化につながります。words and phrases で新しい語句が出てくるので知らなかった語句は覚えてください。単語力の強化につながります。また単語力の強化はリスニング力の強化につながります。英会話の基礎的な表現もあります。予習はしないでください。あらかじめstoryで流される英文を知っているとリスニングの勉強にはなりません。復習は大いにしてください。「基礎英語1」とはいうもののon the double というような表現も出てきたりします。また一例ですが in themと語句は「イン ゼム」とは発音されず「イネム」のように聞こえてきます。様々な音声変化もこの段階から身に付けるようにしましょう。発音や音声変化の基礎をこの段階から学ぶとこれから先のリスニングの学習が随分と楽になります。15分の番組です。

「基礎英語2」文法的には中2レベル。番組構成は「基礎英語1」とほぼ同じです。Today’s storyでは英語でのやり取りが流されます。これを毎日聴くことがリスニングの勉強につながります。リスニングのレベルはかなり高くなります。Words and phrasesで新しく使われた英単語の意味の説明があります。知らない単語や語句はきちんとその日のうちに復習をして確実に覚えておいてください。そのあとでtoday’s storyの日本語訳があります。重要文法の説明があり、その文法の応用練習があります。英会話の基礎的表現もあります。発音の練習も出てきます。オーバーラッピングによる音読練習があります。しっかり声を出して練習しましょう。これはリスニング力強化のために大切な練習です。アメリカ人講師と日本人講師が丁寧に教えてくれます。15分。

「基礎英語3」文法的には中3から一部高校英語レベル。番組構成は「基礎英語1と2」とほぼ同じです、講師がアメリカ人、イギリス人、日本人講師となります。Storyが英文で流されます。アメリカ英語とイギリス英語の両方聴けます。東大のリスニング問題に過去において「イギリス英語」が流されたことがありますので、イギリス英語にも慣れておく必要があります。このstoryがリスニング力の強化につながります。リスニングレベルは一段と高くなります。Storyのあとでその日本語訳がながされますので、リスニング力の確認ができます。文字で見ると簡単な単語や句でも実際英米人によって発音されると思ってもいないような発音になります。とても勉強になります。
アメリカ英語とイギリス英語の単語や発音の違いもよく説明が加えられています。話題があれこれ豊富でアメリカやイギリスの文化や歴史といったものまで、ふんだんに取り入れたれており、飽きることはありません。
文法が会話のやり取りのなかでどのように使われているのがよくわかり、発音練習や文法の説明とその応用練習もあります。英語の総合力が身に付きます。テキストは書店で販売されていますが、予習はしないでください。予習をするとstoryの英文を予め知っているので正しいリスニングの勉強ができません。復習は大いにしてください。番組中に repeat after me という箇所がありますのでしっかり声を出して音読の練習をしてください。15分の番組です。

「高校生講座英語表現 Ⅰ」、アメリカ人講師と現役の高校生とのやり取りで番組は進行します。その日のPick up the dayがリスニングの練習になります、リスニングの設問があります、それに答えることで、あなたのリスニング力を知ることができます。その日の重要文法の説明があります。仮定法過去、仮定法過去完了が実用活用例文として出てきたりします。英文法をよりよく知ることができます。英会話力もつきます。20分の講座。

「高校生講座コミュニケーション英語Ⅱ」、オーストラリア人の女性講師、日本人講師。その日のstoryが英文でながされます。これを聞くことでリスニング力の向上がはかれます。words and phrasesと発音練習、高校レベルの英文法の説明があります。色々な分野から題材が取り入れられ話題が豊富です。例えば「オーストラリアのグレート バリアー リーフのサンゴの白化現象」が題材になったこともあります。その日のリスニング本文をrepeat after meで音読する時間もあり声を出して発音の練習をしましょう。20分。
(次号に続く)

あちこちで雪の便りが聞かれる頃になりました。年の瀬もいよいよ押し迫り、気がつけば今年もあとわずか、何かと慌ただしい毎日でございます。
年末近くになりますと、真っ先に思い出しますのが、江戸時代に実際に起こりました「赤穂義士の討入り」事件でございます。
年の暮れには、その事件に材をとりました「仮名手本忠臣蔵」が、各地で人形浄瑠璃、歌舞伎として、たびたび上演されております。
四十七士の仇討ちまでの困難、彼らを取り巻く人間模様を鮮やかに描き上げた物語の中には、たくさんの小唄が唄われております。そして今なお多くの人に愛され、人々の心をとらえてやみません。
今回、「仮名手本忠臣蔵」の中からよく唄われております「年の瀬」「塩谷判官」をご紹介したいと思います。
年の瀬
〽年の瀬や年の瀬や
水の流れと人の身は
止めてとまらぬ武士の
浮世の義理の捨てどころ
頭布羽織も打ちこんで肌 さえ寒き竹売りの
明日待たるる宝船

この唄は明治時代の作で、赤穂義士の一人大高源吾と俳諧で知りあった宝井其角との出会いを唄ったものです。
赤穂義士討入りの前日、吉良家の様子をさぐるために、竹売りに身をやつした大高源吾を両国橋の上で俳友の其角が見かけ、冬空に頭布羽織をぬぎすてたみすぼらしい姿を見て、「年の瀬や水の流れと人の身は」と発句で問いかけますと、すかさず「明日待たるる宝船」と明日の討入りをひかえ、心中期する所のある源吾が其角に附句で答えて別れたという伝説をつづったものでございます。
年の暮れのわびしさ、年末のあわただしさと来るべき新しい年への望みなどを、「年の瀬」ではよくあらわしております。

「仮名手本忠臣蔵」四段目
塩谷判官

〽塩谷判官閉居によって
扇ヶ谷の上屋敷
白木の三宝に腹切刀
「力弥、由良之助はまだ 来ぬか」
「ははは未だ参上へへ仕りませぬ」
元禄14年に起きた世に言う赤穂義士討入り事件を題材にし、歌舞伎などでは本名を使うことをはばかり、時代背景を室町時代とし、「太平記」の世界を借りて、劇化したのが忠臣蔵です。 浅野内匠頭を塩谷判官(えんやはんがん)、大石内蔵助を大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)、吉良上野介を高師直(こうのもろなお)大石主税を大星力弥(おおぼしりきや)などの仮名で脚色しております。
この小唄は判官切腹の場面で、緊迫感に満ちた歌舞伎屈指の名場面を唄っております。
由良之介の一子、力弥が、白木の三宝に九寸五分の腹切刀をのせて判官の前へ置きます。
判官は、白小袖に無紋の上下で九寸五分を取って「力弥」「ハッ」「由良之介は」と聞くこと二度、力弥は泣く泣く「未だ参上仕りませぬ」と答えます。やがて刀を逆手に取り直し、突立てるという悲愴感みなぎる一場面です。
今回ご紹介いたしました小唄は「仮名手本忠臣蔵」の中から永い間愛されている小唄を選びました。
たしかに赤穂義士の仇討という事件を下敷にして、作られた小唄ですが、そこに登場するさまざまな人物たちが展開する、人間ドラマだったような気がいたします。
寒さ厳しき折、皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。
(小唄 土筆派家元)

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