地域

プロの技術でお城公園を綺麗に!

5月21日、津市丸之内のお城公園で、津造園建設業組合による日本庭園の木々の剪定や草刈りのボランティア作業が行われた。
 津市内の造園業者で構成される同組合が、社会貢献活動の一環として毎年取り組んでいるもので、コロナ禍で一時中断していたが、今回より再開された。
 当日は、参加者が草刈り機を巧みに操ったり、はしごに上って伸びすぎたマツの枝を剪定するなど、プロならではの技術を発揮。
 作業後の日本庭園は、作業前と比べて、見違えるほど美しくなった。
 同組合代表の中村幸正さんは、「きれいになった公園にぜひ立ち寄っていただけたら」と笑顔で語った。

氷細工に挑戦する学生たち

 6月2日、津市大谷町にある大川学園・三重調理専門学校で、氷細工の制作を学ぶ特別授業が行われた。
 パーティーなどの祝宴で料理を華やかに演出する氷細工の技術を学んでもらおうと、毎年この時期に実施されているもので、今年は津氷彫会の藤岡茂郎さん(76)をはじめ、3人の講師が指導にあたった。
 対象は1年生35人。講師らがまず、ノコギリやノミなど氷細工専用の道具の使い方を丁寧に指導した。学生たちは7グループに分かれ、それぞれ30〜70㎏の氷を使って、ハープ、白鳥、カジキ、皿、エンゼルフィッシュ、花籠といったモチーフの作品づくりに挑戦した。
 学生たちは氷にノミで下絵を描いた後、ノコギリで大まかな形に切り出し、ノミで繊細な調整を加えながら仕上げていった。
 この日は、大川幼稚園の園児たちも見学に訪れ、作品を眺めたり、冷たい氷に触れたりして笑顔を見せていた。

 地球温暖化防止中勢協議会は、ふれあいカレッジ12期会と共催で、「グリーンカーテンコンテスト」の作品を募集している。
 ゴーヤ(ニガウリ)やアサガオなどのつる性植物を建物の外壁に這わせて育て、夏場の室内温度の上昇を抑える省エネルギー対策として注目されるグリーンカーテン。その効果や美しさを広く知ってもらおうと、育てた緑のカーテンの写真を募る。
 応募資格は、津市内に在住・在勤・在学している個人、団体、企業。
 応募時には、①住所②氏名③電話番号④使用した植物名⑤植え方⑥カーテンの大きさ⑦感じた効果や工夫点(50字以内)を記入し、写真を同封のうえ、〒514─0035 津市西丸之内18─26 地球温暖化防止中勢協議会 事務局・後藤昭久宛に郵送する。
 締め切りは9月30日(火)。応募者全員に参加賞あり。
 優秀作品5点は、11月22日(土)に開催される「津環境フェスタ」の展示コーナーで紹介される。
 問い合わせは、☎090・4865・8011(後藤さん)まで。

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