地域

 うたからの会は9月20日㈬14時半から(受付13時半から)、津市久居アルスプラザアートスペースで第35回「うたからイン三重」を開く。
 「うたから」は伴奏にカラオケを使用し、歌詞は正面のスクリーンに映しだされる。カラオケボックスと違い、歌のリーダーが進行して参加者全員で声を合わせて懐かしの昭和歌謡を歌うもの。気軽に歌えると好評で、毎回、初めて参加するという人も多い。終了予定は16時過ぎ。
 会費はひとり1000円。事前予約不要。水分補給は各自で。
 問い合わせは橋詰さん☎090・2948・7021へ。

▼近沢多賀子展─旅の情景─=20~24、三重画廊
 ▼月イチ アルス寄席(出演…笑福亭呂好)=20、ときの風ホール
 ▼桂文我の「古事記」を語る落語会=24、農業屋コミュニティ文化センター

 

三重を刺激する大人のローカル誌「NAGI」
(月兎舎)の秋号の特集は「松尾芭蕉への旅」。
 300余年前、日本文学史上に残る紀行「おくのほそ道」を著した松尾芭蕉(1644~1694)は伊賀上野に生まれ、江戸へ出て俳諧師となり、理想の俳句スタイルを求めて旅に出る。「野ざらし紀行」「笈の小文」を世に出し、蕉風を確立した芭蕉は46歳の時に河合曾良と東北へ旅立つ。誌面では、いかにして俳句と出会い、俳聖として讃えられるに至ったか。名句が詠まれた場所と、そこに込められた意図。生誕380年を前にふるさと伊賀上野、奥の細道の旅路、句碑が残る三重の各所を紹介しながら翁の生涯を振り返るとともに現代人が受け取るべきメッセージを探る。
 また、芭蕉と曾良が333年前に歩いた旅路(日光、平泉、立石寺、出雲崎など2500㎞)を還暦過ぎライダーがバイクでたどる「4泊5日の奥細ツーリング」など読み応えある内容となっている。
 B5判、104頁。税込720円で県内の書店、道の駅、一部スーパーなどで販売。問い合わせは月兎舎☎0596・35・0556へ。

[ 1 / 1,810 ページ ]12345...102030...Last »