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 16日、津市本町の津市体育館で津市精神保健福祉連合会主催の「第6回精神保健福祉連合会研修交流会・スポレク大会」があった。後援=津市。
 3障害の平等が法的にも認められているにも関わらず、一般への理解浸透が遅れている精神障害への理解推進と同連合会所属団体の親睦を目的に毎年開かれているもの。今年は家族会・社会福祉法人・NPO・株式会社といった10団体から108名が参加した。
 例年は講演・研修が中心だったが今年は、より気軽に参加してもらいたいと同会のような形にシフト。参加者たちはフォークダンス・玉入れ・パン食い競争などを元気に楽しんだ。また合間のティータイムには各施設が持ち寄ったお手製のおやつを味わっていた。

 昨年7月15日、ガンで亡くなった元津市図書館長・岡正基さん(享年81)=津市半田=の紀行エッセイ集「三重を歩く」がこのほど出版された。B6判292頁。
 岡さんは昭和6年、神館神社宮司家の長男として生まれた。教職につき、学校現場や津市教育委員会で社会教育分野や初代文化課長などを務める傍ら自ら創刊した文芸同人誌「二角獣」などで文芸評論に健筆をふるい、また読書サークルの指導などにも精力的に取り組んだ。昭和46年三重県文化奨励賞を受賞、また平成13年には三銀ふるさと三重文化賞を受賞している。温厚な人柄そのままの穏やかな独特の話しぶりは、四角い顔と相まってどことなく愛嬌があり、多くの市民から親しまれた。
  著書は平成4年の「津ゆかりの作家と作品」を皮切りに、「三重ゆかりの作家と作品」「津に縁のある本のはなし」など郷土津・三重ゆかりの文芸紹介や自身の読書を綴った「読書遍歴~本とのつきあい」「読書散歩」、また「イタリア紀行」「スペイン紀行」などの紀行が中心。異色なとこ
ろでは天文観測を趣味とした母親の半生を描いた「お袋の星観望記」がある。
  百合子夫人が遺作集(11冊目)として出版した今回の「三重を歩く」は、平成15年6月からの18年10月まで三重県警察互助会広報誌「あさあけ」に連載した作品を一巻にまとめたもの。
 彫刻家〝橋本平八〟と詩人〝北園克衛〟、江戸川乱歩めぐりの一日、小津安二郎と飯高町宮前、水軍の将・九鬼嘉隆、旧東海道〝関宿〟を歩く、戦災以前の津の街のたたずまい、熊野めぐりの記など文学を軸にしつつも他ジャンルの芸術、歴史と幅広い視点で県内各地を訪ねた岡さん流の街歩き41篇が収められている。
 運転免許を持っていなかった岡さんを乗せ、一緒に各地を回った百合子夫人は
「多くの皆さんに読んで頂けることが供養になると思い非売品で300冊作り、生前お世話になった方たちや図書館にお贈りさせて頂いた」と話す。読みたい人は図書館を利用するのがよいだろう。

十万代表から鈴木知事へ陳情書提出

 「動物愛護センター設立を望む会」が19日、鈴木英敬知事に、約1万4千名の署名を添えた『動物愛護センター設立に関する陳情書』を提出した。
 県庁を訪れたのは「望む会」代表の十万真澄さん、顧問の川崎みゆきさん、(公社)三重県獣医師会会長の三野營治郎さん、橋爪俊裕さん、顧問の西場信行県議の5名。
 署名は、県下で年間4千匹以上の犬猫が殺処分されている現状と、昨年に動物愛護法が改正されたこと、三重県が他県に比べて著しく愛護への取り組みが遅れていることを踏まえ、殺処分ではなく、迷子・保護犬猫の所有者への返還、犬猫の社会復帰事業や譲渡不可犬猫の終生飼養、動物救護ボランティアの公募と育成、犬猫のしつけをはじめ種々の勉強会などを行う動物愛護センターの設立を切望するもので、昨年8月から県民から募った。
 陳情書を受け取った鈴木知事は「現在の動物愛護センターは老朽化しており、新築、改築が今後の課題と考えている。機能を充実させて1匹でも多くの犬猫の命をつなぐことができるよう、関係団体と連携して取り組みたい」と述べた。

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