地域

同社が栽培しているヤコウタケ(右が発光している状態)副所長の森園さん

 きのこ研究の専門企業「㈱岩出菌学研究所」=本社・津市末広町=が、津市垂水にあるきのこの栽培施設で、暗闇で緑色に発光する「ヤコウタケ」の試験栽培を初実施。今月中旬に見事、子実体の発生に成功した。
 ヤコウタケは傘の直径が1、2㎝、軸が2、3㎝程の小さな、白っぽい色のキノコ。国内の自生地は高温多湿な小笠原諸島などで、夏に発生し、子実体の寿命は約3日と短い。食用ではなく鑑賞・観光用などに使われる。
 人工栽培は、ヤコウタケの成長に合わせてタイミング良く温度・湿度を変えなければならないこともあり難しく、自生地以外ではなかなか見られない。
 そこで、同社では、地元では珍しいこのきのこを、将来、様々な形で展示して子供達に鑑賞してもらおうと、今年に入ってから試験栽培を始めた。
 同研究所副所長で、パラグアイで「姫マツタケ」を育てるなど、きのこの人工栽培に携わって15年の森園智浩さん(44)が、ペットボトルで作った容器に培養土と菌を入れ、発芽させるために20度、芽を育成するときは25度などの温度や、高い湿度を、厳密に管理。その成果が実って、次々と発芽し子実体が発生した。
 森園さんは「発芽するまでうまくいくかわからなかったが幻想的な光を見たときは感動した。将来的には自生の状態と同じように、フェニックスの木に生えているところなどを子供達に見せたい」と話している。

 三重県内のプロ・アマチュアのフルーティストが一堂に集まって開くフルートの祭典「第5回三重県フルートフェスティバルin津」が9月22日15時~、三重県総合文化センター大ホールで行われる。主催する同フェス実行委員会と三重県フルート協会では現在、参加者を募集している。後援=三重県、三重県教委、津市、津市教委、三重県吹奏楽連盟。 
 同フェスは第1回目が伊賀市で83名の開催からスタートし、今回で5回目。広範囲に及ぶ三重県で一堂にアンサンブルすることが難しいといわれていたが、各地で活躍する指導者らの尽力で毎回盛況を博し、現在では参加者100名を超えるフルートの一大イベントとして定着している。
 今年は第5回目の記念として、特別ゲストにランパルの弟子でもある世界的フルート奏者の工藤重典氏を迎えるほか、楽器メーカーによる展示・試奏ブース、参加者特典の無料クリニックも予定している。 
 演奏曲目は、1部=各地域によるアンサンブル…伊賀・カリビアン組曲より、北勢・世界の歌メドレー、津・トロイメライほか、中勢・ジブリメドレー、南勢・未定。
 2部=工藤重典氏のソロステージ、プロ・音大生によるフルートオーケストラ。
 3部=参加者全員による大合奏…チャイコフスキーメドレーほか。
  参加資格は、フルートを愛する人ならだれでも可能(初心者も可)。プロ・アマ、性別、年齢不問。参加料は学生3000円、一般6000円(参加者には学生4枚、一般8枚のチケットを進呈)。参加費は演奏会にかかる全ての費用が含まれる(交通費、打ち上げ費は除く)。
 各地区で7月~9月に3回程度の練習会、さらに9月15日・21日に3部の全体合奏練習を県総文リハーサル室で予定している。
 申し込みは、所定の用紙に必要事項を記入してメールinfo@mieflute.orgに送信するか、〒514─2221、津市高野尾町3340─71、安達聡子さんへ郵送。締切は6月1日だが過ぎても参加可能。但しチラシ裏面に名前は載らない。
 問い合わせは事務局℡090・4252・1848大西さん、℡059・230・2453安達さん。

津観音境内で村田さん(中央)らの説明を聞く参加者

 25日、「第2回津ふるさと学検定」=津市観光協会主催=の現地説明会が、津駅~津新町駅のコースで初開催された。
 この検定は、市民に市全域の歴史、文化など幅広い分野の知識を楽しみながら学んでもらい、郷土愛や連帯感を育むのが目的。昨年初実施され好評を博し、今年も10月27日に行われる。
 現地説明会は検定を主管する「津観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会」が、検定の勉強をサポートするため、9月まで14回にわたり市内各地で開くもの。検定のテキストや問題を制作した市内14のガイド団体が歩いて案内する。
 今回は24名が参加。3班に分かれ、『ときめき高虎会』=村田修代表=の案内で、津藩祖・藤堂高虎公にゆかりのある四天王寺や津観音などを巡った。
 津観音では、同会会員が境内にある市指定有形文化財・工芸「銅造水盤」について、縁に祀られている龍は頭から尾まで全身が造られており、水盤の龍としては珍しいことを説明。参加者の内田理子さん(71)は「問題を読んで現地に行きたくなり、参加しました。文化財の実物を見ると、頭に入りやすい」と話した。
 なお6月15日9時半~12時半、安濃町で第6回の現地説明会が行われる。申し込みはハガキで5日必着。詳細の問い合わせは津観光ガイドネット℡090・9910・0262へ。

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