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「ウエルネス三重健診クリニック」の女性職員

「ウエルネス三重健診クリニック」の女性職員

鈴木県知事から認証書を受ける「ウエルネス三重健診クリニック」

鈴木県知事から認証書を受ける「ウエルネス三重健診クリニック」

県は昨年度から始まった「女性が働きやすい医療機関認証制度」の第一号として、県内の5医療機関を認証した。
認証を受けたのは、▼ウエルネス三重健診クリニック・津市▼岡波総合病院・伊賀市▼亀山市立医療センター・亀山市▼市立伊勢総合病院・伊勢市▼長島中央病院・桑名市の五医療機関。
同認証制度は、県医師会が運営する県医療勤務環境改善支援センターに業務委託しているもので、医療に携わる女性にとって働きやすい医療機関を評価することで、医療従事者の確保につなげるのが狙い。
昨年度は県内の11医療機関が応募。県医師会などでつくる認証制度の専門部会が、①院内に保育所があるか②育児休業などを取得しやすい環境か③子育ての相談ができるか―などの観点で審査した。
3月22日に県庁で行われた認証式では、鈴木英敬知事が各医療機関の代表者に認証書を手渡した。
認証式で挨拶した鈴木知事は、「各事業者の主体的な取り組みの成果が認証という結果につながった。ぜひ全国のトップランナーとして、今後も働きやすい環境の整備に向けて取り組んでほしい」と期待を寄せた。

講師の渋谷和宏氏

講師の渋谷和宏氏

(公社)津法人会(津市広明町)は5月30日(月)15時~16時半(受付開始 14時45分)、津市大門の津都ホテル5階で第4回通常総会・記念講演会を開く。現在聴講者を募集している。講師は作家・経済ジャーナリストの渋谷和宏氏。演題は「『これから注目されるビジネスとは』~経営環境・消費動向をどう事業に活かす~」。
渋谷氏は1959年横浜生まれ。84年4月、日経BP社入社。日経ビジネス編集部にて経済記者として7年間にわたり取材活動を行う。その後、週刊時代の日経エンタテインメント編集部、出版局編集を経て、98年、日経ビジネス編集部に復帰。日経ビジネス副編集長としてのデスク業務と並行して、20代~30代向けの別冊ムック企画を担当。その経験をもとに、01年から「日経ビジネスアソシエ」開発を兼務する。
02年に「日経ビジネスアソシエ」を創刊、編集長に就任。07年11月6日号では、約11万部と過去最高部数を達成した。
08年、ベンチャー・サービス局長に就任、日経ベンチャー、日経エコロジーなどの発行人を務める。10年、ビジネス局長に就任、日経ビジネス、日経ビジネスアソシエなどの発行人を務める。11年、統合コンテンツ局長に就任、日経BPネットの発行人などを務め、14年4月1日、日経BP社を退職、独立。
コメンテーターなどを経て14年年4月から冠番組「渋谷和宏・ヒント」(TBSラジオ)がスタートした。
今回の講演会は定員200名(無料)。
申し込みは、申込1名につき往復はがき1枚に、〒、住所、氏名、電話番号を明記して〒514─0006、津市広明町121、(公社)津法人会「5月30日・記念講演会」係へ。定員になり次第締め切り。
問い合わせは同法人会☎059・225・1302へ。

光を感じて F8号 45.5×38㎝

光を感じて F8号 45.5×38㎝

津市中央の「三重画廊」で昨日から「宮武貴久恵 絵画展」が開かれている。会期は22日(日)の10時~18時(最終日は17時まで)まで。
同氏は岡山県倉敷市生まれ。4歳より絵の勉強を始める。8歳から13歳まで二紀展および大潮会展覧会にて連続入選。三重県立津高校卒、18歳より森谷重夫(白日会)、平松譲(芸術院会員)に師事する。23歳、中央大学法学部卒業。24歳でニューヨークに留学。以降14年間、ジョージ・オキーフや、高村幸太郎も学んだNYアートスチューデンツ・リーグに留学。抽象画の巨匠、リチャード・プーゼット=ダート氏をはじめ、20人以上に師事。抽象画以外の古典技法から印象派まで様々な技法を学ぶ。ナショナルアーツクラブ名誉賞受賞。作品は同校のコレクションとなる。
ベルリンの壁の崩壊を記念して世界の画家100人に「世界の平和と統合のために」1・3㎞の壁画を描いてもらって残す、イーストサイドギャラリーに招かれた唯一の日本人画家でもある。
今展では、NYで学んだ〝具象と抽象〟の2つの側面から絵を描き、「2つのスタイルを超えた世界をとらえてみよう、と取り組んだ」もので、両スタイルが共存する興味深い作品展示になっている。
出展作品は計24点。具象画は、睡蓮を描いた三部作(60号、50号、30号)をはじめ、「橋の下の睡蓮」「水辺の睡蓮」や、伊勢志摩サミットの開催を祝して描いた「祝いしだれ」「花のある風景─花街道」といった作品10点。抽象画は50号の「エメラルドの風」をはじめ14点。
「三重県では久しぶりの個展となりました。スタイルを超えた何か大切なものをとらえたい、その一心で構成された作品をぜひご高覧下さい」と話す。

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