地域

石坂工事と河合真如市の対談(番組から)

 三重テレビ放送は伊勢神宮の第62回式年遷宮を全国へ発信する特番「お伊勢さん」シリーズの第4回『式年遷宮の経済』を4月5日(金)20時に放送する。  20年に一度、社殿などを造り替える伊勢神宮の式年遷宮を通して、日本人の心に迫る番組で、今回の遷宮行事がスタートした8年前から執り行われている大祭・神事を記録したハイビジョン映像を使い、毎月1話ずつテーマをわけて計10回を放送。
 番組は、関東、関西をはじめ青森や九州など15局で放送されており、番組内容や再放送、取材地の問い合わせなど、全国から多くの反響が寄せられている。DVD販売の要望も多く、秋頃にかけて発売を予定。
 第4回「式年遷宮の経済」では、俳優の石坂浩二氏と、神宮司庁の河合真如広報室長が対談。時を超えて平成の世にも受け継がれてきた式年遷宮の始まりや、なぜ建て替えるのか、どうして20年なのか、その精神などを考える。
 また、江戸時代のお伊勢参りを支えた御師や、昭和時代、遷宮再興を願って全国の画家が作品を寄贈した経緯などについても取り上げ、経済の視点から1300年の歴史をひもとく。
 第5回からのゲストには落語家・桂文珍氏、雅楽演奏家の東儀秀樹氏、フリーアナウンサー・草野満代さんらを迎え、フィナーレを飾る第10回の『遷御の儀』=10月2日(水)=では、内宮から女優・檀れいさんとともに生中継する予定。
 番組ナビゲーターには、三重県熊野市の観光大使を務める、宝塚歌劇団出身の歌手で女優の夢輝のあ。脚本・構成は神宮についての執筆も数多い、文筆家の千種清美氏。
 放送は毎月第一金曜日の20時〜20時56分で、再放送は毎月最終金曜日の20時〜20時56分。

イースギョン(韓国)「翻訳された壷」

 津市大谷町の三重県立美術館で、企画展「アジアをつなぐ─境界を生きる女たち1984─2012」が13日から開かれる。会期は6月23日まで。
 近年、アジアの女性アーティストを取り巻く状況は急激に変化。中国やインドをはじめとするアジア諸国の急速な経済成長や国際政治の場での発言力の増大、ジェンダーに対する意識の高まりを背景に、時代のうねりは女性と社会、アジアと世界との関係に、今までにない構造的な変化をもたらしている。
 こうした状況下でアジアの女性アーティストたちは何を感じ、どのような立場から、何を表現しようとしているのか。今展では、アジアの現代美術が国際的な注目を集める以前の80年代から今日までの作品を一堂に集め、アジア地域に生まれ活動し、また海外を拠点にする作家も含めて、女性達の多方面にわたる関心の有りようや表現の多様性、それらの変遷を丹念にたどる。
 紹介するのは48人の作家による約130点にのぼる作品で、この規模で開催されるアジアの女性アーティスト展は日本で初めて。
 女性特有の問題を意識して作られた作品、歴史や戦争、民族にまで広がる関心を凝縮した作品、また近年の新しい傾向を示す作品など多彩な作品により、「アジア」「女性」「アート」が紡ぎ出す世界を検証し、アジアの女性アーティストの創造的でポジティブな可能性を探る。
 ▼アーティストトーク
 4月13日(土)14時半〜15時半頃。出品作家によるギャラリートーク。
 参加予定作家…ユン・ソクナム(韓国)、井上廣子(日本)、阪田清子(日本)、山城知佳子(日本)。急きょ変更となる場合あり。場所…企画展示室。参加は無料だが、展示室内でのトークなので展覧会チケットが必要。
 開館時間=9時半〜17時(入館は閉館時間の30分前まで)。休館日=月曜(4月29日と5月6日は開館)、5月7日(火)
 観覧料=一般900円、高大生700円。小中生400円。
 問い合わせ☎059・227・2100。 

<プレゼント>
 本紙読者5組10名に観覧チケットをプレゼント。希望者は葉書に〒・住所・氏名・年齢を明記して、〒514─0028、東丸之内26─12、三重ふるさと新聞「美術館」係まで。締め切りは4月11日必着。尚、当選はチケットの発送をもって代えさせて頂きます。

CDを手に…作詞者の森本さん

 東京渋谷駅前の銅像や壁画になり、バスやサブレに名前が使われるなど、渋谷のシンボルとして長年親しまれている忠犬ハチ公の慰霊祭が今年も4月8日、JR渋谷駅北口ハチ公銅像前で行われる。
 それに合わせ、忠犬ハチ公と飼い主である郷土(津市久居)の偉人・上野英三郎農学博士の顕彰グループ「ハチ公の歌を歌おう会」=後藤晃一会長。事務局・津市寿町=が当日、博士とハチ公の顕彰歌「ああ忠犬ハチ公よ」=作詞・森本アキラ、作曲・多田逸郎=のCDを渋谷区の小中学校と幼稚園合わせて50校に贈る。
 ハチ公は、飼い主の上野博士が亡くなってからも、生前の博士の出勤・帰宅時間にあわせて渋谷駅前へ通い続けたことから評判となり、1934年に渋谷駅前に銅像が建立された。
 1935年3月8日、ハチ公は渋谷駅近くの路地で亡くなっているのを発見され、翌年から桜の時期に合わせて毎年4月8日にハチ公銅像前で慰霊祭が行われている。忠犬ハチ公銅像維持会関係者の挨拶のほか、ハチ公の銅像にお神酒や榊が供えられ、神主のお祓いの後で献花される。
 ハチ公の銅像は、渋谷駅前のほか、ハチ公の故郷である秋田県大館市に建立されているが、上野博士の出身が津市であることは意外に知られていない。
 そこで、有志らでつくる「上野博士と忠犬ハチ公の銅像を建てる会」が昨年10月に全国で初めてとなる博士とハチ公の一対の像を久居駅東口に建立。ひとまず目的を達成した同会は解散したが、代わって、同様に有志らでつくる「歌おう会」を設立。ホームページを開設し、CDを制作。3月15日までに顕彰歌「ああ忠犬ハチ公よ」のCDを教育委員会を通じて県内の小中学校・分校合わせて480校に贈っている。
 また、ハチ公を通じて三重県の知名度を上げるために渋谷と大館、津市の3地域で連携した活動にも取り組んでおり、今回の慰霊祭出席と学校へのCD寄贈もその一環。
 同会では「音楽の副教材として活用してもらい、児童や生徒に愛唱してもらえたら、新たな郷土愛にもつながると思う」と話す。

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