地域

 丸之内商店街振興組合(津市東丸之内・寺家光弘理事長)は、商店街の空き店舗にカフェのオープンを目指して現在、出店者を募集している。
 カフェにするのは、以前喫茶店だった場所(「サンマルコ」から南へ4軒隣)で、広さは約13坪。
 同商店街は近くに銀行や保険会社など多くの企業が立地。しかし多くの人々が働いているにもかかわらず、ちょっと一息できる喫茶店がないことに着目。出勤時に気軽に立ち寄れるカフェ、また同商店街が進めるウォーキングや犬の散歩など、いわゆる『朝活』と言われる朝の時間を有効に使ってほしいと平日朝に朝カフェを計画している。
 同組合が家賃を「一定期間無料」にして、店舗改装費、備品、什器類は出店者が負担する。出店者は津市内在住者を優先、経験の有無は問わない。担当者は、「丸之内には朝の潜在的需要は十分にあると思います。いま大門・丸之内地区の未来ビジョンづくりが始動し、まちも変わろうとしているところ。一緒にまちを盛り上げていく意欲のある方にお店をお任せしたいので、お気軽にご相談下さい」と話している。問い合わせは事務局☎059・224・4955担当の岡本さんへ。

施設内の各ゾーンを実際に見て学ぶ会員ら
施設スタッフからレクチャーを受ける様子

 津商工会議所社会文化部会(杉田真一部会長)と小売商業部会(林昭久部会長)による合同県内視察見学会が、11月21日に行われ、多気郡多気町にある複合商業リゾート施設「ヴィソン」(運営・ヴィソン多気㈱)を訪れた。
 同会議所には、会員企業が営んでいる主要な事業の種類ごとに、それぞれの事業の適切な改善発達を図るために8つの部会を設置している。
 この日は前述の2つの部会から28名の部会員と商議所職員7名の計35名が参加。観光バス2台に分乗して伊勢自動車道経由でヴィソンへ。
 同施設は、東京ドーム24個分の広大な敷地に、四季を感じるホテルや日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯、和食の食材メーカーによる体験型店舗など、およそ70店舗が出店する複合商業施設として昨年7月にグランドオープン。コロナ禍においても多くの利用者で賑わっているとして全国から注目されている。
 参加者一行は2班に分かれ、広報担当者の説明を聞きながら施設全体を視察。その後は座学にて、2012年に三重県湯の山温泉地に開業した関連施設「アクアイグニス」で成功を収め、翌13年には早くもヴィソンのプロジェクトがスタートした経緯や、高速道路に直結する同施設は、自動車の自動運転の進歩により観光だけでなく、地域住民の生活や高齢者のモビリティとなりえること、レストランで提供された食品は地域で収穫される形の悪い作物を使用したり、売れ残りの食材は社員食堂で活用するなど、食品ロスをゼロにする取り組みをはじめ、施設のコンセプトから将来のビジョンまでを詳細に聞いた。
 参加メンバーらは、訪れる人の感性によって多彩な顔をのぞかせるヴィソンの魅力を学ぶと同時に自らの事業に生かせるヒントを探った。

7寺社の代表者で

 12月2日、津市丸之内の高山神社で「伊勢の津七福神」の開創10周年記念祭が催された。
 伊勢の津七福神は、津市内の霊験あらたかな7寺社が宗教・宗派の垣根を超えて連携した霊場めぐりで平成24年に開創。各々を七福神の一柱に見立てており、技芸上達の弁才天霊場の円光寺=津市河芸町上野=、無病息災の福禄寿霊場・結城神社=津市藤方=、五穀豊穣の大黒天霊場・四天王寺=栄町、必勝祈願の毘沙門天霊場・津観音=大門、延命長寿の寿老神霊場・高山神社=丸之内、商売繁盛の恵比須天霊場・初馬寺=栄町、子孫繁栄の布袋尊霊場・安楽寺=一志町波瀬の全てを巡り、満願成就した巡拝者は7千人ほど。
 記念祭では40名ほどが参列。祝詞を奏上したり、般若心経を唱えるなど、神仏習合スタイルで、多田宮司も朝日舞を披露した。
 伊勢の津七福神霊場会会長で、高山神社の多田久美子宮司は「この日を迎えられたことを嬉しくありがたく思う」と挨拶。続いて、伊勢の津七福神友の会の西田久光会長も「開創当時のメンバーの中には旅立たれている方もいるが、後継者に受け継がれていることが素晴らしい」と語り、次の10年に向け、皆で支えていくことの大切さを訴えた。

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