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ききょうやきものパーティー

ききょうやきものパーティー

6日、津都ホテルで『きもの館ききょうや』=若林直哉社長、津市安濃町曽根=主催の「チャリティきものパーティー」があった。
お客さんに少しでも着物を着てもらおうと20年続けている名物イベント。着物を愛する女性や家族連れなど約50名が参加した。
今年のゲストは、ものマネ芸人、「かいやまと」さん。美空ひばり、桑田圭祐、高木ブー、秋川雅史などの歌とものマネで会場を沸かせた。また豪華賞品の当たるお楽しみ携帯着信(参加者の携帯に無作為で発信し、着信した人がクジ引きで賞品を当てる)やビンゴゲームで盛り上がった。
お待ちかねは問屋さんの協力で着物や帯などが格安で手に入れられるチャリティオークション。
破格値ということもあり、参加者たちは威勢の良い声で競り合い、師走の夜のひと時を存分に楽しんだ。集まった浄財は後日、社会福祉のために寄付される。

DSC_2125 『低炭素社会の実現』のため、県民にエネルギー・環境問題について考えてもらおうと活動している「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」が先月、津市白山総合文化センターで津地区講演会を開いた。約80名が聴講した。
講師は三重テレビ放送の気象キャスターで知られる、気象予報士で三重県エネルギービジョン推進会議委員の多森成子さん。「異常気象から見える地球温暖化」を演題に身近な天気の話や、近年頻発している異常気象に触れながら、未来の天気や環境の変化や温暖化について分かりやすく解説した。
多森さんは、近年の異常気象の特徴として①記録的な豪雨②多量の雨を伴いながら日本に上陸する台風、そして③猛暑を挙げた。
「豪雨では、右肩上がりに短時間豪雨(50ミリ以上)が降る日が多くなっている一方で、年間で1ミリ以上の雨の降る日が減っている。ドカッと降ってすっと止む…という感じてハッキリしてきた」と解説。
また、「三重県でみても、平成23年9月に発生した紀伊半島大水害を受けて新設された『大雨特別警報』が、昨年8月の台風11号の影響で1時間に110ミリ以上の大雨が三重県で降った際に発令された」とし、大雨への警戒が今まで以上に求められていると強調した。
さらに、猛暑については、「2000年代に入ってから記録的な猛暑が発生している。世界中で天気が極端化しており、干ばつも深刻化している。その原因は二酸化炭素。過去132年間に世界の平均気温は0・85℃上昇している。その影響で北極の氷は溶けて少なくなり、海面は過去100年間で19㎝も上昇。2100年には最大82㎝上昇する。また暑さで米の白化やデング熱、マラリヤ、日本脳炎、熱中症などの病気の増加する。
温暖化対策をすれば、2050年までは温暖化は進行するが、2100年には世界の平均気温の上昇が0・3℃~1・7℃に抑えられる。しかし、このまま何も対策しなければ、2・6℃~4・8度まで上昇する。一人ひとりが自分の身の回りから地球全体の事を考えてほしい」と話した。

yuzuriha 津市安東町の古民家コミュニティー「ゆずり葉」で、24日までの10時~17時、トールペイント教室『オリーブポット』=同市長岡町、講師・服部泰子さん=の作品展が開催中。月・金休館。
同教室は2006年にオープン。現在、生徒は月1~2回、教室に通っている。教室の単独での作品展は今回が初めてで、テーマは「四季を楽しんで」。11名が、クリスマスをメインに四季にちなんだ作品計約80点を出品した。木にアクリルペイントを施した作品が多く、人物の表情や陰影などが、丁寧に、美しく描かれている。
「でき上がって、家に飾ったときが嬉しい。今展のテーマには、作った本人が楽しみ、来て頂いた方にも楽しんでもらうという意味があります」と服部さん。
問い合わせはゆずり葉☎津227・3523へ。

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