地域

国府阿弥陀如来三尊像

 24日まで、津観音資料館で特別展『津観音と伊勢神宮』が開催されている。入館料5百円。10時~16時。
 今年は伊勢神宮の式年遷宮で県内が盛り上がったが伊勢参りが全盛だった江戸時代に参宮街道の拠点として津のまちは栄えていた。その中心的存在だった津観音の「国府阿弥陀如来」は神仏習合の中、天照大神の本地仏(同一存在)とされ伊勢神宮に参拝する際には必ず併せて参るよう広く言い伝えられるなど、密接な関係にあった。
 今展では、今年に入って兵庫県で見つかり、140年ぶりに津へと戻ってきた『国府阿弥陀如来三尊像』を初公開。国府阿弥陀と同じく天照大神を仏教に取り入れた姿である雨宝童子、空海を高野山へと導いた高野明神、インド神話の影響が色濃い三宝荒神などの絵画や工芸品を中心に展示。明治の廃仏毀釈以降、その痕跡を見ることすら難しくなってしまった神仏習合の姿や、津観音と伊勢神宮との関係が展示を通じて垣間見られる。
 問い合わせ℡059・225・4013へ。

優勝した村上さん

優勝した作品

 津市上浜町にある「ナリス美容室」の美容師・村上育美さんが10月22日、横浜アリーナで開催された『全日本美容技術選手権大会』のネイルアート競技部門で200点満点を獲得し、見事優勝した。
 村上さんは津市出身。家族や親族も美容関係の仕事に携わっており、自身は高校卒業後、働きながら美容を学んだそう。ネイルアートは23歳頃から始めて約7年になる。元々、絵を描くことが好きで、3Dアートやパーソナルカラーの講習などで技術や色彩感覚を養ってきた。
 同競技の内容は、モデルの両手の指に装着した10枚のネイルチップに、1時間の制限時間内にアクリル絵の具でフラットアートを施すというもの。
 村上さんは昨年も出場し4位入賞を果たしたが、今年は優勝を目指し、孔雀を題材に、8月から短期集中で猛特訓に励んだ。
 努力の甲斐あって、練習開始当初より格段に美しい孔雀が描けるようになり、本番でも手が震えるほど緊張しながらも、孔雀の羽の立体感や艶を見事に表現。狙っていた優勝の座に輝いた。
 村上さんは「目がもぎとれるくらい、時間がある限り練習しました。優勝はすごく嬉しかったです。優勝した、で終わらず、もっとネイルの技術を磨き今以上の力をつけたい」と喜びや抱負を語っている。

新町小学校での出張講座で士清の業績を紹介

 第7回目に紹介するのは我が国初の五十音順国語辞典の「和訓栞」や「日本書紀通証」を著した国学者・谷川士清を顕彰する団体『谷川士清の会』=馬場幸子代表(68)、会員51名=を紹介。
 同会は、津市主催の谷川士清講演会をきっかけに平成11年に発足し、小学校への出張講座や士清まつり、絵画・書道・作文コンクール、津市八町にある士清の旧宅周辺のガイドなど幅広い活動で市民に郷土の偉人士清の業績を広めている。
 10月28日には、市立新町小学校で4年生を対象に出張講座を開いた。会員3名がそれぞれの担当クラスで講師を務め、自分なりに工夫して手作りした教材を使い、「和訓栞」などについてわかりやすく紹介。児童は、真剣な表情で聞き入っていた。
 馬場さんは「子供達がほかの人から士清の話を聞いたとき、私達から以前聞いたことがあると覚えてくれていることもあり、やりがいを感じます。
 ただ、知名度が高くないため士清の業績を〝津の誉れ〟と言える人が少ないので、津市民の誰もが士清のことを自慢できるように盛り上げていきたい」と話している。 
 小学校への出張講座に関する問い合わせは市教委事務局生涯学習課℡059・229・3251、ガイドに関しては士清の旧宅℡津225・4346へ。

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