地域

 

津女声合唱団はクリスマスイヴの12月24日㈰13時半から(開場13時)、アストホールでミニコンサート&ワークショップ「津女声と一緒に歌いませか パート2」を開く。後援=津市教育委員会、三重県おかあさんコーラス連盟。
 昨年好評を得た企画で、今年はクリスマスバージョンでの開催となる。「合唱をしてみたいけれど合唱団に入るにはちょっとハードルが高い」「昔やっていたけど、もう一度歌ってみたい」…そんな人でも気軽に参加できるのが嬉しい。
 第1部は、同合唱団によるミニコンサート。第2部はワークショップ(一般公募各パート先着5名~7名程度)で、女声三部合唱「いのちの歌」=作詞・Miyabi、作曲・村松祟継、編曲・西村翼=を歌う。
 入場無料(整理券を配布)。
 鑑賞・ワークショップの参加申し込みは☎090・5866・7568鈴木さん、またはメールでの申し込みはtsujyosei@gmail.comへ。

講演する坂さん

 8日、津市北河路町のメッセウイングみえで、旭建材株式会社=津市高茶屋小森町=主催の『SDGs・ラボ』が開かれた。
 環境と向き合うことが全ての企業や人の課題となる中、省エネで快適な住環境を提供するための家づくりと環境に配慮した事業を目指してSDGs(持続可能な開発目標)の17目標全てを尊重したイベントとして開催。今年で5回目。
 会場には、環境に配慮した素材や地元の木材などを使った建築資材・家具などの商品を展示紹介する約30社がブースを出展。県内の工務店や設計事務所などの関係者を中心とした来場者たちは、様々な観点から環境への配慮を凝らした各社の商品に見入っていた。
 また、三栄林産㈱=亀山市加太中在家=社長の坂成哉さんが「杉は隠れた日本の財産だった」をテーマに講演。同社は木の建築資材・家具の販売、建築、キャンプ場「かぶとの森テラス」の運営など、幅広い事業を展開しながら、地域活性化にも寄与している。
 坂さんは、杉を切り出すコストが捻出できないことなどを理由に、先人たちが植林をした山林が荒廃している現状を説明。杉は花粉症を引き起こす厄介者扱いされる一方、日本の国土の66%を占める森林のうち43%を構成する杉は最も身近な木であることを示した。
 一般住宅1軒分の構造体に使用する15リューベの杉材は自動車が9万㎞走行した時の二酸化炭素を吸収する効果があり環境に優しいだけでなく、床や壁などに使えば、五感からリラックス効果なども得られる。
 メンテナンスフリーの最近の建材と比べると杉はワックスがけなどの手入れが必要な分、家族の会話が生まれる要因となるなど、杉に秘められた魅力と子供たちが木と親しむ木育の重要性を語った。

 三重トヨペット㈱(井上喜晴社長)は7日、多気郡明和町大淀にある大淀小学校で、5年生を対象に「eモータースポーツ体験学習会」を開いた。
 コンピュータゲームをスポーツ競技として捉える「eスポーツ」は世界的な広がりを見せている。モータースポーツの分野でも、リアルドライビングシミュレーターを謳うソニープレイステーション4用のゲーム「グランツーリスモSPORT」を用いたeモータースポーツが世界大会まで開催され大いに盛り上がりをみせる。ゲーム=悪、というイメージを払拭し、将来は職業になりえる可能性がある事でも期待されている分野だ。
 同ゲームは操縦が実車とほぼ同じで安全で気軽に実際にレースをしている感覚が楽しめるのが特徴。
 同社は2020年、自動車販売会社として初めてeモータースポーツクラブチーム「BTFスピリット」を発足。所属ドライバーが国体の文化プログラムとして開催された都道府県対抗eスポーツ選手権全国大会に出場している。
 当日は、シミュレーター6台を体育館に持ち込み、17名の児童らが鈴鹿サーキットのコースを走りレースを体感した。
 同社の想いは「クルマ好きを増やす」こと。子ども達を前に川喜田雅則専務は「eスポーツは集中力、コミュニケーション力、創造力が身に付く。一方、長時間のめり込んでしまいがちになる事ため、睡眠不足、視力低下などになるので、連続プレイは2時間以内にして下さい。今日は楽しんで下さい」と話した。

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