地域

三重ふるさと新聞賞受賞作

 7日~9日、伊勢市本町の外宮前広場で、本紙後援の「第6回美し国三重『寄せ植え』コンテスト」が催され、県内在住者が出展した250点の力作が展示された。主催=三重県種苗園芸協会、共催=伊勢市。
 花と緑を社会に普及することや、参加者の寄せ植え技術の向上、来場者に寄せ植えに興味を持ってもらうことが目的。
 作品の部門は一般とマスター&プロに分かれ、それぞれにコンテナガーデン・ハンギングバスケット・フレームの3部門がある。 
 伊勢神宮の式年遷宮を秋に控え外宮周辺は観光客で賑わっており、コンテストにも多くの人が来場。作品展示だけでなく、寄せ植え教室や花の即売も好評だった。
 本紙特別賞を受賞したのは、一般フレーム部門の羽根美紀子さん(志摩市)。インパチェンスやミリオンベルなど色とりどりの花が爽やかなブルーを基調としたフレームにあしらわれ、初夏をイメージさせる美しい作品に仕上がっていた。
 コンテストに協力している日本ハンギングバスケット協会・三重支部の野呂敏子支部長は「伊勢の雰囲気に合う和物の鉢、陶器を使った作品が多いです」と話した。
 一般の3部門の最優秀賞である三重県知事賞の受賞者は(敬称略)──
 ▼コンテナガーデン部門=的場光子(鈴鹿市)▼ハンギング部門=西田久美(鈴鹿市)▼フレーム部門=里千万子(志摩市)。

 三重県医師会は「平成25年度・第1回健康教育講演会」を7月4日14時~、三重県医師会館にて(津市桜橋2丁目191番4)開催する。今回のテーマは「がん」。 
 ①知ってください緩和ケア~がんになってもあわてないために~…伊勢赤十字病院緩和ケア内科の辻村恭江部長
 ②がん予防と食事の関係について…藤田保健衛生大学七栗サナトリウム食養主任の堀内薫さん
 ③夏を楽しみつつ、1日の疲れを残さないアドバイス(5呼吸10種のストレッチ・立位~座位~寝位)…元気クラブいなべ元気づくり課主査で元気づくりコーディネイター(保健師)の大澤裕美さん。 
 誰でも参加可。事前申込み制。参加申し込みは三重県医師会℡059・228・3822。
 尚、講演前の13時~14時と、講演後~17時頃は、健康食品の誤った利用による健康被害を防止するための「栄養相談」も受け付ける(三重県栄養士会)。

講演する小室さん

 三重県子ども条例の趣旨に則り、子ども・子育て家庭を地域の力で支えることを活動目的に県内1134会員(企業635、団体499)で作る「みえ次世代育成応援ネットワーク」=代表=齋藤彰一・県商議所連合会副会長。事務局・県健康福祉部子ども・家庭局=は4日、四日市市文化会館で年次総会を開き、講師に㈱ワーク・ライフバランス代表取締役社長の小室淑恵さん(37)を招き記念講演会を開いた。
 小室さんは99年㈱資生堂に入社。00年ビジネスモデルコンテスト優勝。01年休業者職場復帰支援プログラムを事業化。04年日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞。05年資生堂退職、06年㈱ワーク・ライフバランス創業。内閣府「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」委員など複数の公務を兼任。2児の母。仕事と、仕事以外の生活を調和させ、性別・年齢を問わず誰もが働きやすい仕組みを作るワークライフバランスを実現する様々な取り組みを実践する。
 ▼日本人は仕事ばかり
 小室さんはまず、日本人のワークライフバランスについて、24カ国中で最低の満足度であることを指摘。残業時間は世界でもトップクラスなのに労働生産性が低く、先進国中、過去18年間最下位である事実から、日本は時間をかけているにも関わらず、生み出す付加価値が低いと分析。
 具体的には、長時間労働で私生活が圧迫されており仕事に必要な人間的要素を磨くための自己研さんの時間が確保できていない。つまり、自分の『引き出し』が空っぽなので会議をしても良い考えが出ない。よって、売れる商品を生み出せない。疲れから集中力も下がり、悪循環に陥る。
 ▼社会的ニーズ
 少子高齢化で年金を納める労働力人口が減少する。増やすには出生率の向上と女性の継続就業が必要だが女性(24歳~34歳)の労働力率と出生率の国際比較を見ると、他の先進国に比べて出生率が低く、さらに女性の労働力率も低い。
 これを解消する方法は女性が働きながら子育てをすること。だからこそ両立できる制度整備が急務であると同時に男性も含めた働き方の見直しが必要である。
 ▼2007年問題
 団塊の世代が大量に定年退職を迎えるため技術やノウハウの継承が追いつかず、生産性の低下を招くのではないかと懸念されている07年問題への対処については…優秀な人材を獲得し、その人材を定着させることが重要。そのためにも社員のモチベーションを維持させ、潜在する労働力を引き出さなくてはいけない。具体的には、日本人世帯のほとんどが共稼ぎであること、さらに、高齢化が進むことから、就業者にとって、育児や介護休業などの私生活と仕事を両立できる職場が求められている。会社が10年後も継続して利益を上げられる組織であるためには、ワークライフバランスのとれる組織への変革が急務である。
 ▼企業が抱える問題
 『期間当りの生産性』で評価するのではなく『時間当たりの生産性』で評価しなくていけない。期間当りで評価するということは、残業に次ぐ残業で期間中に多くの仕事を仕上げれば良いということになる。これでは(育児や介護など)個人的事情も、時間制約もないごく一部の特殊な社員しかモチベーションが上がらない組織となり、人材力で勝てない。
 一方、『時間当たり』での評価は、集中度や効率をアップさせ、1時間当たりの生産性を上げるということ。よって残業を無くし、私生活を充実させることができる。結果的に社員が自分を高める自己研さんの時間も確保できる。社員達が様々な価値観を持って仕事に挑めば、多様化するニーズに適応した商品開発やサービスが提供できる。
 ▼新たなマネージメント
 今後は、家族に介護される人よりも家族の介護をする人の方が多くなる。ワークライフバランスが必要な人はどんどん多くなる、ということを念頭に置き、職場全体の仕事のやり方を見直さなくてはならない。管理職においても新しいマネージメント能力を身につけることが必要である、と話した。

[ 1,300 / 1,397 ページ ]« First...102030...1,2981,2991,3001,3011,302...1,3101,3201,330...Last »