地域

講習会でお木曳きの歴史などを学ぶ参加者たち

 来月29日~31日に津市香良洲町で行われる『お木曵き行事』(市指定無形民俗文化財)に向け18日、同町のサンデルタ香良洲で、第1回お木曳きボランティアガイド講習会が開かれた。主催はお木曳き観光PRセンター。20名が参加。
 この行事は香良洲神社の20年に一度の式年遷座(定期的に社殿を造り替える行事)の前年にあるもの。9つの区ごとに山車(お木曵き車)を曳き回し神社に到着する。
 同町には「香良洲ガイド~矢野路~」=濱村隆通会長=があるが、会員は行事に参加するため、市内の他の地域のガイド団体会員が、当日のガイドを務める。
 講習では、講師の濱村会長が、お木曳きの歴史や音頭、お木曳き車などについて説明。
 参加した一志町歴史語り部の会副会長の倉田進さんは「以前から式年遷座や伊勢神宮の式年遷宮についても学んでおり、ガイドをすることは、満を持して待ってましたという感じです」と意気込みを話した。
 講習は3月18日・25日にも開かれ、18日はお木曳きのコースや周辺で現地研修が行われる。

協力して植樹する児童たち

 19日、津市中村町の『立石山記念の森』で、市立栗葉小学校=津市森町・鈴木繁美校長=の6年生93名が卒業記念として、桜と梅を植樹するとともに、タイムカプセルを埋めた。
 この森は、地元住民27名でつくるボランティア団体『中村よくしよう会』=森恒雄会長=の会員が所有。以前は木が生えていないことから通称『坊主山』と呼ばれ荒れていたが、平成18年頃から「自分達が昔、遠足で訪れた山を皆さんに来てもらえる里山に」との思いで整備した。現在では、梅など様々な花が咲き、同小の児童や市外の人もハイキングに訪れるなど、多くの人に親しまれている。
 同小の植樹は平成19年から行われており、この日は同会会員6名も参加。児童が、桜5本・梅3本をシャベルを使い協力しながら植えていった。また10年後の自分への手紙を入れたタイムカプセルを埋めた。
 その後、森さんらの案内で周辺の能登山などをハイキングし、豊かな自然のなかで卒業前の楽しい思い出をつくった。
 参加した松山龍馬くんは「記念の森に色んな木が植えてあるのを見て、卒業するんやなって思った。将来はプロ野球選手になりたいから、中学校でも野球を続ける」と話した。

懇談会で意見を述べる西田会長と前葉市長(手前右)

 22日、津リージョンブラザ2階で、津市内13のガイド団体が加盟する津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会(津観光ガイドネット)=西田久光会長=の役員ら7名と、前葉泰幸市長との市政懇談会が開かれた。 
 市政懇談会は津市総合計画に掲げる施策を市民の目線で考え、〝対話〟と〝連携〟のまちづくりを進めるため、市長と市民が直接話し合うことが目的。今年度は「活力あるまちづくり」をテーマに行われており今回が10回目。
 津観光ガイドネットは昨年発足。「津ふるさと学検定」を主管し、今年、問題集の改訂版を出版して2回目の検定を実施する。
 懇談では、西田会長が観光振興における官民連携について、「我々はこの1年間で1万2千人以上をガイドした。ボラガイドは観光のインフラであり、官・民の役割分担をきちっとすれば良いと思う。市の限られた予算を最大限に有効活用するために我々をもっとこき使ってもらいたい。例えば史跡の看板の場合、材料費を支給してもらえれば作業は全てボランティアでやる」と要望。また「津市では、初心者向けの登山などマニアックな観光メニューが多数作れる。その際に全域にガイド団体があることが強力なベースになる」と話した。これを受けて前葉市長は「津観光ガイドネットを支援する予算は必ずしも、今までと同じ使い方をしなければいけないわけではない」などと述べ、実情に合った柔軟な予算運用が重要としたほか、観光メニューの明確なターゲットの設定について話し、率直な意見交換が行われた。

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