地域

発行された新たな「うまっぷ」

 津市観光協会は先月、津市内のうなぎ専門店全20店の情報をまとめたパンフレット『うまっぷ』を発行した。
 津市民のソウルフードとも言えるうなぎを多くの人に食べてもらうことなどが目的。昨年度の津クイーン・八木美海さんが表紙を飾った。また、「新玉亭」や「はし家」をはじめ各店の歴史やうなぎ料理の特徴のほか、市内の観光情報も掲載され、一昨年刊行された旧版より一層充実した内容となっている。職員の角谷昌彦さんは、「津のうなぎは、炭火でパリッと仕上げられて美味しいのはもちろん、安い。うなぎを目がけて津に来てもらえれば」と話している。
 A3判、縦四つ折。同協会や市役所などで配布中。 問い合わせは同協会☎津246・9020へ。

あべ静江さんが歌やトークを披露

 12日、松阪市日野町のカリヨンビル1階に、鉄道模型のジオラマや、地域の特産品を使った創作料理が楽しめる施設『松阪てつどうかん』が開店した。
 プレオープンした6日には、松阪出身の歌手で女優のあべ静江さんが来場し、歌を披露。またJR名松線や、津市美杉町の活性化に取り組む「名松線を元気にする会」の中田かほる会長とのトークも行われた。
 松阪駅から伊勢奥津駅(美杉町)に至る同線は、台風被害により一部区間が不通となっているが、来年度内に全線復旧される予定。
 あべさんはまず、名松線の利用促進について「常に誰かが(情報を)発信していくと、『忘れていたけど来週行ってみようか』ということになりますよね」と話した。
 続いて中田さんが「今、運休になっている沿線に、すっごく景色の良いところがあるので、全線復旧したときには皆さんにご覧頂けるのが楽しみです。美杉地域はすごく広いが人口は5200人程で、高齢化が進んでいますが、これから美杉の野菜をこちらのレストランで使って頂くということで、喜んでおります」などと、同施設が松阪市と美杉町の架け橋になることへ期待を込めて語った。
 それを受けて、あべさんが「近いと、いつでも行けるなという感覚で意外とお互いの町を知らないということがあるので、近いからこそしょっちゅう行くような形で、皆さんの輪を広げていくのが良いですよね」と話した。その後、同会が名松線に乗り松阪市を訪れて市内のイベントに協力するなど、同線や松阪市・津市を盛り上げるアイデアを出し合っていた。

東口ロータリーの特設ステージで挨拶する青山会長

 6日、津駅東口前ロータリーの特設ステージ及び羽所町通り周辺で今年も『津駅前ストリートまつり』が盛大に開かれた。
 主催は津駅前の飲食店店主らを中心とした『津駅前ストリート倶楽部』=青山春樹会長=。津駅前を盛り上げようと、2年前より毎年行っている催し。
 今回で3回目となるまつりは、津商工会議所青年部元気玉太鼓による迫力満点の演奏で幕開け。続くオープニングセレモニーで、青山会長は「今年は津駅を降りた人々から少しでも目立つ場所ということで、このロータリーにステージを移させて頂いた」と挨拶。
 ステージには、津・高虎太鼓などの郷土芸能やよさこいチームが多数出演し、大盛り上がり。また、羽所町通りには津市の友好姉妹都市・北海道上富良野町の特産品販売や、駅前を中心とした各店自慢の味が楽しめる出店もズラリ。栄町公園のキッズエリアも大好評だった。気温は低かったものの2万人ほどの人出があり、終始賑わっていた。

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