地域

丁寧にカーブミラーを拭く参加者たち

 12月11日~20日の年末の交通安全県民運動期間を前に12月8日朝、津市の八幡町北自治会=谷口実会長=の有志6名が、町内25ケ所にあるカーブミラーの清掃を行った。同自治会が安心・安全なまちづくりの一環で交通事故防止のため毎年行っているもので今年で10年目。参加者は洗剤やモップなどを使い、町内の交通事故がゼロになることを願いながらミラーを磨いた。
 「12月7日にもひき逃げが起きてしまった。この清掃はずっと続けたい」と谷口さん。

今にも走り出しそうな午のジャンボ干支

 津市美里町家所の辰水神社前に今年もジャンボ干支が姿を現した。
 地元の地域おこしグループ「ふるさと愛好会」=増井公生会長=の会員たちが正月に合わせ毎年制作しているもの。同会の前身である「城山12人衆」が制作を始めた昭和61年から、数えて29回目。今回は午年にちなみ全長3・6mの躍動感溢れる馬で脇には可愛らしい子馬が並ぶ。この親子シリーズも、ちょうど一回りとなる12回目。
 今年も会員たちが夜に地域の作業場に集まり、鉄骨の骨組みに発泡スチロールを貼り付け、電熱カッターで切りだしながらやすりなどで丁寧に成形するといった作業を経て、約1カ月で完成させた。
 平成25年12月29日に地域を練り歩いた後、神社前の開運くぐり門の上に設置されている。すっかり有名になった今では神社への初詣も兼ねて毎年大勢の見物客が訪れる。設置は2月末迄。
▼龍神太鼓初打ち
 元旦には、地元の太鼓チーム『美里龍神太鼓』が同神社向かいの美里高齢者センター前特設ステージで初打ちを行う。時間は①13時半~②14時半~。

新曲を手に、結城さおりさん

  津市出身の演歌歌手・結城さおりさんが昨年7月に日本コロンビアから発売した新曲「さよならの彼方」のプロモーションを兼ねて本紙を来訪した。
 結城さんは平成21年にシングル『哀しみ海岸』でデビュー。その後、平成23年に『雪陽炎』をリリース。満を持しての3作目となる今作は、作詞=石原信一、作曲=円広志、編曲=石倉重信という豪華な顔ぶれ。結城さんにとって、初の歌謡曲となるが、冬の港を舞台に恋が終わっていく切ない情景を見事な歌声で描き出している。カップリングの「睡蓮の恋」は、スタンダードな演歌でこちらも、聴きごたえあり。
 今作はロングセラーとして、ラジオのリクエストランキングでも人気を集めており、結城さん自身もラジオやテレビ出演など、活躍の場を広げている。
 結城さんは「地元の応援があるから全国に羽ばたけます。今後ともよろしくお願い致します」とCDを手に笑顔で呼びかけていた。
 CDは税込1300円。全国のCDショップで販売中。また、この曲は各社の通信カラオケでも配信中。1月2日には津競艇の新春レースで歌謡ショーも行う予定。

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