地域

植樹をする親子

 8日、津市美里町南長野地内にある津市水道局所有の水源涵養林『水源の森』で地元の小学生らが植樹などを体験するふれあいイベントがあった。
 主催は長野川流域の環境保全や美しい水を生み出す役割を果たす水源涵養林の保全のため、様々な事業に取り組んでいる「長野川流域環境保全協議会」。市立辰水小学校の児童とその保護者10人が参加したこの催しは国土緑化推進機構の「緑と水の森林ファンド事業」の支援で実施。
 参加した親子は、NPО法人・もりずむ理事長の藤崎昇さんらの指導を受けながら、スコップを手にイチョウ・サクラ・モミジ計56本を植樹。様々な遊びを通じて森と親しんでいた。

 江戸後期から幕末にかけ数々の優秀な人材を輩出した津藩の藩校「有造館」の教えを現代に生かす『有造館ゼミナール』の第2期受講生を追加募集。
 津藩士の子孫達による、「藤堂藩五日会」と三重大地域戦略センターの共催。有造館の第3代督学・斎藤拙堂の子孫である同会の斎藤正和さんと初代督学・津坂東陽の子孫である同会の津坂治男さんを始め、大学教授や文化行政に携わる人たちを講師に、津市の文化風土や、経済システムなど他では学ぶことのできないを多彩な内容を学べる。
 会場はアスト津4階の橋北公民館。各演題は①1月24日…県史編纂室の藤谷彰氏「藤堂藩の町方支配」②2月1日…三重大教授の藤田達生氏「北畠支配と藤堂支配の差異」③2月14日…三重短大教授の茂木陽一氏「近世津地方の金融、特に両替」④2月28日…藤堂藩五日会の斉藤正和氏「拙堂の月背梅渓記鑑賞」⑤3月14日…三重短大講師の鈴木えりも氏「伊勢湾の廻船」⑥3月28日…三重大教授の遠山敦氏「津藩校の学風」⑦4月11日…伊賀文化産業協会の福井健二さん「大名・武士の暮らし」⑧4月25日…藤堂藩五日会の津坂治男氏「一御御厨津観音寺」⑨5月9日…三重県立博物館の太田光俊氏「藤堂藩と伊勢神宮」⑩5月23日…藤堂藩五日会の津坂治男氏「アフォリズムと笑話・津坂東陽」⑪6月13日…本紙会長の西田久光「西島八兵衛」⑫藤堂藩五日会の津坂治男氏「津藩の蘭方医・越村図南」⑬三重県立博物館の水谷憲二氏「戊辰戦争と津藩」。受講時間は14時~16時。受講料は5000円を最初に一括払い。この途中に特別講演も企画中。最後に成果をまとめた冊子もつくる予定。
 希望者は葉書に住所・氏名・?を書いて〒510─1243、三重郡菰野町大羽根園呉竹町15─2、斉藤正和さん宛てに郵送するかFAX059・393・1464まで。締切りは1月10日だが残り10名なので早めの応募を。

 7日、津駅西口前の大川幼稚園2階ホールで、年長児63名が、親子で陶芸教室に参加した。
 親子の交流や、陶芸を楽しむことを目的に、平成18年度から毎年、津市安濃町にある草生窯の前田憲生さん・充子さん夫妻を講師に迎えて行っているもの。
 親子らは一組一つずつマグカップを制作。丁寧に粘土の形を整え側面や底面、取っ手を作り、笑顔で相談しながら個性溢れる飾り付けを付けた。
 吉田陽香ちゃん(5)は「可愛いカップにしたい。ママと一緒に作ったから楽しい」と話した。
 マグカップは前田さん夫妻が持ち帰り、焼きや着色などの作業を行って完成させ、3月の修了式当日に園児に贈られる。

焼き立ての風味が詰まった「夢の缶詰パン」

 障害者の就労支援を行う社会福祉法人「夢の郷」が運営する津市城山のクローバーハウス「さとのパン」では、焼き立ての風味が詰まった「夢の缶詰パン」を販売中。
 同施設で就労する障害者の経済的な自立や、優れた商品で地域社会に貢献することを目的に、県産小麦を使って開発されたもの。現在、7名の障害者がこの商品の製造に携わっている。
 味はコーヒー・チョコ・フルーツの3種類あり、何れもパウンドケーキのような味や食感。賞味期限は2年で災害の備蓄用に最適。また希望の写真などでオリジナルラベルを作成してくれるので、実用的な贈り物にもなる。今後、津市のゆるキャラ・シロモチくんのラベルでも販売予定。
 一缶2個入りで税込400円(大量注文の場合は価格の相談に応じる)。
 問い合わせは℡059・234・5939へ。

[ 1,619 / 1,836 ページ ]« First...102030...1,6171,6181,6191,6201,621...1,6301,6401,650...Last »