地域

お歳暮商戦の必勝を願い勝どきをあげる松菱の社員

 松菱は23日から6階催事場に『お歳暮大ギフトセンター』を開設。初日の朝、社員が揃い、出陣団結式が行われた。
 今年のテーマは〝贈る人の気持ちを大切に届けます〟。東日本大震災以降、絆の大切さが改めて見直される中、ギフトはの習慣は人と人とのつながりを深く、より固くするためのコミュニケーションの一つとして再認識されている。
 特に今年は20年に1度の伊勢神宮式年遷宮が行われたことで、三重が全国の注目を集めている。そこで、三重の誇る海の幸や伝統の味をはじめ、遷宮を記念して神宮司庁御用達のギフト、神宮奉納ギフトなども揃えた。
 また、家族が揃って食べられる鍋物や麺類などの温かい商品のほか、スイーツギフトや簡単少量分けギフト、さらに防災への関心が高まる昨今を反映して、日持ちする総菜缶詰なども人気とか。商品点数は約1200点。うち全国送料無料ギフトは約400点、県内送料無料ギフトは約100点、産地直送送料込みギフトは約450点。
 出陣式で西村房和社長は、「豪華、特別感、意匠、限定などは松菱が強みとする部分。今こそ百貨店らしく、松菱ならではの独自性を打ち出していきたい。お客様の立場に立ったおもてなしを実践してほしい」と訓示。続いて新入社員によるお勧め商品の紹介と、おもてなし精神の徹底宣言。最後はお歳暮商戦の必勝を願い、従業員による勝ちどき唱和で締めくくった。

お正月に映える「もち花飾り」

 12月14日(土)、津市美杉町奥津にある八幡地域住民センターで、地域伝統の正月飾り「もち花飾り」体験教室が開かれる。9時半~受付け、10時開始。 
 JR名松線や、地域の活性化に取り組む商工会女性会員有志が近くで運営するミニ道の駅「かわせみ庵」が、家庭の正月を美しく彩る伝統文化を多くの市民に知ってもらおうと毎年催しているもの。毎月第2土曜に同センター前で催されている「奥津宿・街道市」に合わせて開催される。
 参加費は材料・弁当代込みで1600円。定員は先着50名。申し込み・問い合わせは中田さん℡090・4083・8550へ。

窯出しされたアートのような器

 津市美杉町八知913在住の陶芸家・金重元郎氏の「作品展」が12月5日から年内まで自宅で開かれる。 元郎氏は45年備前市生まれ。〝備前焼中興の祖〟として知られる人間国宝・金重陶陽の4男。68年武蔵野美大産業デザイン科卒。01年に旧美杉村へ転居、02年に穴窯を自家製日干し煉瓦で築窯、03年の初窯以来、東京、名古屋、大阪、岡山など全国各地で個展や企画展を開いている。来年は5月に新宿伊勢丹、10月に日本橋三越で開く予定。
 個性的な作風が人気で、日本国内はもちろん、海外の陶器好きからも高い評価を受けている。今展では10月に1年半ぶりに16回目の窯焚きを終えて窯出した作品から約50点を展示。
 「美杉で伊賀の土を使った陶芸を始めて10年が経過しました。観光がてらお越し下さい」と話している。
 尚、自宅展示のため、事前連絡が必要。
 問い合わせ℡059・272・1010。

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