地域

 三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第52回文化講演会?「発見塾」が30日13時半~、津中央公民館ホールで開かれる。主管=津文化協会。後援=同大学、本紙。
 今回の講師は人文学部准教授の森正人さん。演題は『ハゲはなぜ悩ましいのか~劣等感の社会史』。
 「薄毛対策の商品や産業が活況を呈し、最近では病院で治療すべき症状にもなっています。しかし、ハゲはある時期までは聡明さや頼りがいの象徴と見なされてきました。ハゲに対するコンプレックスはどこから来たのでしょうか。脱毛への不安感や恐怖感はどのようにして生み出されるのでしょうか。特に第二次世界大戦後の状況に注目して考えたいと思います」と森さん。入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
 問い合わせは事務局℡059・228・8393東さん。

多くのスポーツ愛好家で賑わった会場

 辻井スポーツによる「スポーツフェスタ2013」が15日から17日、メッセウイングみえで開かれ、多くのスポーツ愛好家などが訪れ賑わった。
 近年、健康と美容への意識が高く、日頃からスポーツに親しむ人が増えており、機能性やファッショナブル性など、スポーツ用品への要求も年々高くなっている。
 会場ではミズノ、アシックス、プーマをはじめとした人気モデルのスポーツウェアやシューズ、これからの季節の必需品となるコート、さらに野球、ランニング、テニス&バドミントン、サッカーの各用品が所狭しと並べられ、来場者らはお目当ての品を購入していた。
 また、「ご当地健康グルメ祭り」や、サプリメントの試飲会などもあり、両手一杯に購入する人も多いなど同店の人気のほどが伺えた。

ちぎり絵などの力作が並ぶ作品展示

 13・14日、津市戸木町の久居病院=棚橋裕院長=作業療法センターとデイケアセンターで、毎年恒例の文化祭が開催された。
 病院が一丸となって取り組み、地域住民と文化・芸術を通じて交流し、楽しみを分かち合うことが目的。 
 作品展示では、患者が一年間の成果を発表。四季の風景を題材に、色や立体感にこだわり力を合わせて制作したちぎり絵の大作や、書道や手芸などの作品が訪れた人の目を楽しませていた。
 また、体験教室では、来場者が、同院の作業療法プログラムの一つであるビーズ細工で、色とりどりのブレスレットを制作。作業を楽しみながら、同プログラムへの理解を深めていた。
 さらに、家族会によるフリーマーケットが開かれたほか、通所授産施設「工房ぼちぼち倶楽部」「夢の郷」などが、パンをはじめこだわりの商品を特別販売。多くの人で賑わった。
 同院の職員は「一つの作品を皆で、色などを相談しながら作ることで、集中力がつき、他者とのコミュニケーションができるようになります」と話した。

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