地域

来店客に啓発チラシを渡す参加者(右)

 『久居地区明るい社会づくりの会』=山田岑生会長=が、夏の交通安全県民運動(11日~20日)に合わせて18日、津市久居明神町風早のイオン久居店で、恒例の啓発活動を行った。
 車や、自転車、徒歩などあらゆる交通手段の利用者に交通ルールを守ってもらい、不幸な交通事故を少しでもなくしたいと実施しているもの。
 今回は会員15名のほか、津南警察署や市役所久居総合支所の職員も参加。店舗入り口で、来店客に啓発グッズやチラシを手渡し、交通ルールを守ることの大切さを訴えていた。山田さんは「私自身も、自動車保険を扱う仕事を通じて高齢者の事故が多いことを実感しており、皆さんに事故を起こさないようぜひ、お願いしたい」と話した。

迫力のある能面の写真

たかい・あいさんを撮影した写真と八木田さん

 津市城山の百五銀行津城山支店ギャラリーで22日から31日まで、写真愛好家の八木田正嗣さん(72・津市城山)が能面の写真と、能面の実物を展示している。
 八木田さんは写真歴約55年。写真やカメラに対する興味から自室を暗室にして自身で現像したり、花や動物・山岳などを様々な角度で撮影してきた。昨年5月には中日写真協会津支部に入会し、更なる研鑽を積んでいる。
 今月10日~19日には同会場で、津観音の縁日祭のライブで熱唱するたかい・あいさんを撮影した写真を展示し、好評を得た。今展はまちかど博物館「聒々庵」の館長の協力を得て開いたもので、写真は、迫力満点の能面7点と能面の制作過程を撮影したもの。
 八木田さんは「能面の写真は、珍しいこともあり展示しました。南アルプスなどでも撮影したが、何年か経っているのでまた行きたい」と話している。

学生らに講話する杉田社長

 三重県中小企業団体中央会=津市栄町、県合同ビル6階=は19日、地域中小企業の人材確保・定着支援事業の一環として、鈴鹿国際大学・国際文化ホールで、㈱杉新衣裳店代表取締役社長の杉田真一さんを講師に招き、第1回人材育成塾を開講。約70名の学生が受講した。
 これは同大学のキャリアガイダンス授業の第14回も兼ねており、企業トップの生の声を聴き、社会人としての心構えを学ぶと同時に、今後の就職活動などに活かす。 
 杉田さんは、「経営者は会社と社員の両者が目指す方向性が一致する環境を作らなくてはいけない。そうでなければ、どんな優秀な社員でも、その能力を生かすことはできない。それを実現するには社員全員がどんな些細な情報でも共有するべき。我が社では毎日の朝礼と夕礼で徹底的に報告し合っている。その積み重ねが、お客さんへのサービスや満足度の向上といった共通の方向性につながっていく」と話し、会社全体の一体感の醸成の重要性を指摘。
 また、自分で判断し、行動できる社員教育と職場環境づくりにも触れ、「社員を信じること、任せること、援護(フォロー)することが大事。そうすれば社員はやる気を出してくれ、自ら進んで行動してくれる。
 もう一つは、決して言い訳をしないこと。これはすごく重要。仕事を頼んでも言い訳されたら、その人はもう『それだけの人』と思われ、だれも頼まなくなってしまう。『頼まれ事は、試され事』であると考え、積極的にトライしてほしい。決して〝NO〟と言わす、まずは〝YES〟から始めてほしい。
 人の違いは思い込みの違いなので、まずは真似をすることから始めよう。貪欲に真似していれば、次第に自分なりの個性が出てくる。経験もないのに、やらないのはダメ。人間の器は、そう違わない。心の中のプラス思考、マイナス思考の違いである。例えば、口からマイナスの言葉を出すと、心の中のプラスのエネルギーがマイナスのエネルギーに変わってしまう。だからマイナス言葉は使わないで」などと話し、仕事への前向きな姿勢が自分の成長になると説いた。  

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