地域
10月19日、津市森町の三重県動物愛護推進センター「あすまいる」で、津中央ラインズクラブ=西村吉信会長=が、ペット用品など約30万円分の寄贈を行った。
あすまいるは、やむを得ない理由などで県が引き取った犬や猫を飼育し希望者へ譲渡したり、啓発活動や不妊去勢手術などを行っており、犬や猫の殺処分ゼロの達成にも貢献している。同ライオンズクラブでは動物愛護を今年度の事業に盛り込んでいるため、ペットフード、猫のトイレ砂、ノートパソコンの寄贈を行った。
西村会長は「令和4年度に県内の殺処分ゼロ達成は素晴らしい」と挨拶。佐々木友美センター長は「殺処分ゼロを維持するためには譲渡だけでは難しい。普及啓発が大切で、飼い主になった時に家族に一員として飼い切ることができる子供を育てていくためにパソコンを役立てていく」と感謝した。
贈呈式の後は、同クラブの会員がセンターを見学し、保護されている犬や猫とのふれあいも楽しんだ。
2023年11月9日 AM 9:05
10月27日夜から28日早朝にかけて、津市観音寺町の三重大学教育学部附属小学校の体育館で、同小児童の保護者によるおやじの会主催の避難所宿泊体験が行われた。
保護者の有志による同会は、学校の授業でできないことを体験する場の提供などを行っている。今回は避難所にも指定されている同小体育館で実際に寝泊まりし、災害への備えを行って欲しいという目的で開催。
集まった児童とその保護者約30名はまず、三重大学医学部附属病院の災害対策推進・教育センター長などを務める岸和田昌之さんから災害時の対応や応急手当などの指導を受けた。災害発生時、手当に使う包帯や添え木などが手に入らない場合を想定し、ポリ袋や傘、ラップで骨折した手足を固定する方法などを学んだ。
夕飯は、津市提供の非常食のアルファ米に水を注いで食べ、それぞれが持ち寄った寝袋などを使って朝まで眠り、避難所での生活を体験した。
2023年11月9日 AM 9:03
11日、中部電力グループ各社の従業員によるボランティア団体「豆電球クラブ三重」が津新町通り周辺のゴミを拾うなどの清掃活動を行った。
事業所の周辺の環境を美しくして地元の人や周囲を歩く人たちに気持ちよく通行してもらいたいという思いで2006年より実施。今回で43回目。
中部電力、中部電力ミライズ、中部電力パワーグリッドの社員約87名が参加。更に百五銀行や三重刑務所の職員も加わり、総勢約140名で路上に落ちている飲料の容器や煙草の吸殻などのゴミを1時間程かけて丁寧に拾った。
参加した倉田善弘さんは、集まったゴミを見ながら「皆さんのご協力のおかげで、いつも以上に綺麗になった」と笑顔で話していた。
2023年10月27日 AM 11:33