地域

「偉人遺産と乱歩の妄想~龍はどこ」の一幕

「偉人遺産と乱歩の妄想~龍はどこ」の一幕

2日、津市芸濃総合文化センターで芸能文化による地域おこしを目的とした地域劇団「芸濃い劇団 燦」が、芸濃町の伝説や歴史を下敷きにした「この丗のような夢芸濃編」の「雨乞い伝説序章~龍の鱗」と「偉人遺産と乱歩の妄想~龍はどこ」を上演した。
芸濃地域文化祭の一環。劇団の母体は「芸濃町を芸濃い町にする会」。同町椋本出身で東京で活躍してきた文筆家の伊藤裕作さんが地元の仲間と設立。日本で唯一の「げいのう」の名前を生かした地域づくりをめざし、東京の様々な劇団の公演を誘致するなど質の高い実演芸術を鑑賞する機会を創出。その次の段階として生まれたのが、芸濃町在住・在勤者による同劇団。現在は役者や裏方を含め、小学生から高齢者まで50名以上が所属。
「雨乞い伝説序章~龍の鱗」は、芸濃町の長徳寺に伝わる伝説や横山池の完成にまつわる話などが盛り込まれた作品。
「偉人遺産と乱歩の妄想~龍はどこ」は、三重県出身の文豪・江戸川乱歩の作品「パノラマ島奇譚」が、巨大な摩崖仏が並ぶ石山観音、大金を費やして横山池を造成した駒越五郎八、伊勢茶の輸出で財をなした駒田作五郎をモデルに書かれたのではという伊藤さんの推論をベースにした作品。
団員たちの生き生きとした演技に観客たちから盛大な拍手が送られた。

潮音寺住職の村上英俊さん

潮音寺住職の村上英俊さん

「真宗高田派 乙部山 潮音寺」=津市中河原=住職・村上英俊さん(49)=に、今年4月、同寺境内に開園した永代供養の樹木葬霊園「結びの丘」についてインタビュー。
──潮音寺は、ヨガなど多彩なイベントを開催し地域に開かれていますが、結びの丘も開放的な
明るい雰囲気ですね。
村上 寺は本来、人と人の出会いの場。また「生」と、世間で忌み嫌われがちな「死」についても自然に話せる場です。私は、「孤独」が社会問題となる中、当寺や結びの丘を人のご縁を繋ぐ場所にしたいんです。
また結びの丘は、公園に散歩に来るような気持ちで訪れてもらいたいと思い、天然芝を敷きハナミズキの木を植えました。墓石は、宮城県の石神彫刻工房が岡崎産の白御影石を使い手彫りする「お結びさん」という優しい表情の地蔵で、故人を供養する方々の心を癒しています。
血縁関係のある家族が入る従来の墓の様式は、江戸時代にできたもの。現代では少子高齢化などの影響で承継に悩む人が多いため、永代供養の需要は高い。結びの丘は、一緒のお墓に入りたいという同性カップルの方々も利用してもらえます。
──利用者と交流された感想はいかがですか。
村上 生前契約をしたことで安心し「これで長生きできる」とおっしゃられたり、すごく生き生きとされたりする。そういう姿を見ると、本当に良かったなと思います。
──自身の死後にしっかり備えることで、前向きに生きられるようになられたんですね。今後の抱負を聞かせて下さい。
村上 結びの丘を、訪れる人が、終活の専門家とも繋がる場所にしたい。また、介護施設と連携していきたいです。
──ありがとうございました。

 問い合わせは☎059・228・9090へ。
ホームページ(「津市
潮音寺」で検索)からメールも可能。
津城主・藤堂高虎

津城主・藤堂高虎

ときめき高虎会(小林貴虎代表)は、11月24日㈰13時半~15時、津センターパレス2階・情報研修室で歴史講演会を開く。講師は三重県総合博物館主幹の藤谷彰さん。演題は「藤堂藩の家臣団形成と領国経営─藤堂高虎時代を中心に─」。
内容は、藤堂高虎の家臣団構造と形成過程の概要を検討し、その中で別格の家臣である名張藤堂家の家臣団も併せて紹介する。また、高虎が伊賀・伊勢国に入封後の領国経営にあたって行った政策を分析する。
入城料は同会会員は無料、一般の人は500円。申し込み不要。

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