地域

 女性による奉仕団体「国際ソロプチミスト三重─アイリス」=小野寺あけみ会長=は3月8日㈯12時半~(開場12時)、鳥羽国際ホテル「Amagi(海城)」でОSK日本歌劇団男役スターの椿りょうさんを招き、チャリティーランチショーを催す。
 名張市出身の椿さんはすらりとした長身でキレのあるダンスが魅力。2016年「春のおどり」で初舞台を踏み、大阪松竹座や京都南座、新橋演舞場公演などで活躍。同歌劇団出身の笠置シヅ子さんをモデルにした朝ドラ「ブギウギ」のレビューシーンなどに出演。2023年に伊賀市観光大使に就任し、自らの主演公演をはじめ、大劇場公演にも多数出演している。
 チケットは1万8000円。スペシャルランチと華やかなショーが楽しめる。
 今回の収益金は全て能登半島豪雨と地震、伊勢市社会福祉協議会キッチンプロジェクト、地立おもしろい学校、けいわっこ朝ごはん食堂へと寄付する。
 問い合わせは国際ソロプチミスト三重─アイリスの箕浦さん☎090・7674・4887へ。

快挙を喜ぶ生徒と両校の関係者

 学校法人高田学苑 高田中・高等学校が、名古屋産業大学環境経営研究所と共に取り組んできた緑化木調査の系統的支援と海外展開の成果が、令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰を受賞した。
 また、この発展学習としてゼロカーボンスクールの実現を目指した活動を収録した動画が令和6年度環境教育・ESD実践動画100選に認定され、環境大臣から表彰された。これらのダブル受賞を、1月31日、高田高校の生徒4人と梅林久高学苑長、伊藤文貴教諭、濱口高明教諭、名古屋産業大学の伊藤雅一教授が津市役所の前葉市長に報告した。
 同校は令和4年11月、文科省のユネスコスクールに認定され、有志30名の生徒が活動している。リーダーを務める高田高校2年の草深歩夢さんと九鬼希美さんは、「先輩たちが行ってきた植物の光合成能力の調査から発展し、私たちは二酸化炭素濃度を計測してきた。ここまでの成果が国に認められて嬉しい」と喜びを伝えた。放送部に所属する3年の桑名杏珠さん、2年の藤井麗樺さんは、「動画を見て活動を知ってほしい」と笑顔。環境省のYouTubeチャンネルで配信中。
 前葉市長は、「津市地域脱炭素宣言を行ったが、地域全体で取り組む必要がある。受賞を機に、研究をさらに発展させて」と今後の活動にも期待を寄せた。

ステージで熱唱する「強烈」

 1月30日、津市のご当地アイドルグループ『強烈』が2周年を祝し、津市一身田町の高田会館で「新春強烈BARスペシャル」を開催。
 平均年齢約60歳の高年の星として注目される強烈。メンバーは、杉様こと「すぎしん衣装店」の杉田真一さん、あさひくんこと「朝日屋」の香田佳永さん、つぐつぐこと「三重テレビ放送」の山口貢さん、シンジィーこと「磨洞温泉 涼風荘」の伊藤真司さん、シモティーこと「下津醤油」の下津浩嗣さんと、津市の企業の経営者たち。不定期で専修寺門前のぼんぼりで通常の強烈BARも開いているが、今回はスケールアップして開催。
 この日、残念ながらシンジィーは諸事情で参加できなかったが、満席の80名の観客の前で4人は「青春ワンモーチャンス」「あの娘に夢中」などでパワフルな歌声やダンスを披露。また、それぞれの個性あふれるソロコーナーもあるなど、終始盛り上がっていた。

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