地域

 分部町に380年以上伝わる『唐人おどり』を『子ども唐人』になって踊ってみませんか!
「子ども唐人・唐人踊りを継ぐ会」が令和5年度「子ども唐人」を募集している。
 毎年10月の津まつりに参加することを第一の目標に練習。練習は月2回程度で、土曜日の午前中(10時~11時)に養正小学校の体育館で実施。その他のイベントにも参加しながら活動は来年の3月まで行う。
 第1回目の練習は4月8日㈯・15日㈯の10時から11時。5月以降の練習日は問い合わせを。見学も可能。応募資格=小学1年~6年まで。持ち物は体育館シューズ、飲み物、タオルなど。動きやすい服装で。
 年会費=1000円(スポーツ安全保険加入含む)。
 申し込み・問い合わせは児童名・保護者名・住所・☎・メールアドレスを明記して、担当の小菅さんへショートメールで送信(☎090・8869・7528)。

 15日、アストホールで、学校法人大川学園が運営する三重調理専門学校=津市大谷町、大川将寿校長=の第62期卒業式が行われ、調理1年コース、調理・製菓2年コースの計32名が巣立った。
 大川校長は式辞の中で「学校での積み重ねが基礎・基本となる。食の業界には多くの先輩もおり、皆さんに期待している。失敗を恐れずチャレンジしてほしい」と激励し、卒業証書を授与した。また、調理師免許、製菓衛生師免許証をはじめ専門免許5種も授与。さらに在学中に優秀な成績を修めた学生7名に表彰状と記念楯を手渡した。
 卒業生総代の中林陸哉さんは「一流のサービスや技術、多様な食文化を学ぶことができた。大きな夢に向かい希望を持って羽ばたいていきます」と述べた。卒業生からは感謝の証として調理専門図書を学校へ贈った。
 式終了後は、調理実習で使った食材への感謝を込め、古式に則った日本料理の技法を今に伝える庖丁儀式を執行。四條流三重社中で、同校卒業生で四條流門人らが「三刀之鯉」と「宝之入船」を奉納。箸と庖丁を使い、鯉に触れず捌き切った。

 

苗を植える参加者

3月12日、過疎化が進む中山間地域の活性化を目指す「みつまたプロジェクト」の第一歩となるミツマタの苗の地植えが行われた。
 地域内外から有志が集まり、三重県内唯一の和紙メーカーである大豐和紙工業と協力し、耕作放棄地に和紙原料となる植物のミツマタを栽培し、地域産業化を目指すもの。
 早朝、かわせみ庵で、美杉町以外からも広く集まった約20名を前に中田かほる同プロジェクト代表は「地域活性化の一助になれば」と挨拶。参加者たちは近くの中田さん所有の農地にミツマタの苗約100本を植えた。その後、かわせみ庵に戻り、新芽のついた枝を使った挿し木による苗のつくり方などを学んだ。参加者は挿し木を持ち帰り、来年に家庭で育てた苗の地植えを行う。
 今後、試行錯誤を繰り返しながら作付面積を増やし、5年後に和紙の製造をすることを目標としている。

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