地域

郵便局時代の趣きが残っている、「cafè古ポス」の外観

郵便局時代の趣きが残っている、「cafè古ポス」の外観

インテリアもおしゃれな店内

インテリアもおしゃれな店内

津市一志町波瀬の新道沿いに今月11日、昭和6年~46年まで「一志波瀬郵便局」として使われ、当時の趣きが残る建物を活かした「cafè古ポス」=店主・藤岡信貴さん(39)=が開店した。
藤岡さんは、同町で両親と建設業を経営している。また母方の曽祖父・祖父は代々、同局の局長を務め、それぞれの妻も局員として働いていた。
同カフェの店舗は、昭和6年に同局が波瀬の旧道沿いから移転する際、新局舎として建設されたもの。同46年に同局がすぐ近くに再移転し、

店主の藤岡信貴さん

店主の藤岡信貴さん

その後、この建物は祖父母が使っていたが2人は数年程前に亡くなった。
そして今春、同建物の修復工事中、地元住民から「人が集まれる場にしてほしい」と言われたのを機に、カフェを開店。
メニューには和菓子店「松生堂」など地元の店の協力を得た。また藤岡さんはクリームソーダなど懐かしい雰囲気のメニューも用意し、趣味で集めた昭和の玩具を展示、更に昭和の歌を流すことで当時のような雰囲気を演出。「皆さんに気軽に来てもらえる店にしたいです」と話している。
波瀬は人口減少などの影響で飲食店が少ないこともあり、同店は住民に早くも好評だ。また藤岡さんの母・のり子さんにとって店舗は、文化財であると共に、両親の元職場であり当時の思い出がある大切な場所。のり子さんはそこがカフェとして賑わう様子を見て「嬉しい」と感激していた。
営業時間は10時~16時(今後延長する可能性あり)。日・月曜定休。

久居病院(棚橋裕院長)は21日(土)9時半~15時、同病院ディケア棟前広場、本館作業療法センター、ディケア棟ほかで、久居病院文化祭「ええやんか祭」を開く。
地域との交流と連携を目的に毎年行われているイベントで、多くの来場者で賑わうバザー(焼きそば・ぜんざい・フランクフルト・伊勢うどん・野点など)や作品展、ミニゲーム(ストラックアウト)をはじめ、ステージではバンド演奏や、よさこいなども披露され、会場を盛り上げる。
さらに今年初めての試みとしてシンポジウムも開催する。
テーマは「みんなで支えよう認知症」。
パネラーは、和田裕子さん(津久居地域包括センター保健師)、森谷睦洋さん(久居病院認知症病棟担当医・精神保健指定医)、そして針尾里美さん(同病院重度認知症ディケア認定看護師)。3名が認知症についてディスカッションする。
同病院では「気軽にお越し頂き、楽しんで下さい」と話している。

講演する落合館長

講演する落合館長

中日書道会中南勢支部が1日、アスト4階で支部集会と講演会を開いた。
講演会での講師は、春日井道風記念館の落合哲館長。愛知県春日井市出身の平安時代中期の貴族・能書家である「小野道風」について解説した。
道風は、それまでの中国的な書風から脱皮して和様書道の基礎を築いた人物と評され、後に、藤原佐理と藤原行成と合わせて「三跡」と称される。その書跡は野跡と呼ばれる。
その書風は豊麗で温和荘重、筆力が漲り悠揚としていることが特徴。
落合館長は、現在残っている様々な文献を元に分析。道風は中務省に属する少内記という役職にあり、宮中で用いる屏風に文字を書いたり、公文書の清書をしたりするのがその職務であったことや、能書としての道風の名声は生存当時から高く、当時の宮廷や貴族の間では「王羲之の再生」ともてはやされたこと。『源氏物語』では、道風の書を評して「今風で美しく目にまばゆく見える」と言っていることなどを紹介。最後に、「道風は当時の先進国であった中国文化を取り入れ、日本風の文化にアレンジし、国風文化として確立させた」と締めた。

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