地域

津市森林セラピー基地運営協議会(岡田武士会長、津市美杉総合支所地域振興課内)は新型コロナ感染防止のため中止していた主催イベントを、19日㈰から再開する。
※5日㈰に予定していた「医師と歩く森林セラピーロード」は延期。
感染予防のため、受付時に検温するなど新しい方式でイベントを開催。今後、参加者に森林セラピー効果のエビデンスを実感してもらう新企画も予定している。「皆さんに癒しを求めて健康の郷・美杉に来てもらえれば」と岡田会長。
▼19日9時~14時、「梅雨を吹き飛ばす高束山ウォーク」。参加費1500円(昼食、保険込み)。定員50名。申し込み受付中。締め切りは10日㈮。
なお同協議会は森林セラピストを募集中。森林セラピストの資格取得を目指す人からの問い合わせも受け付けている。
問い合わせは☎059・272・8082。

コロナについて視覚的に伝えるための絵と文字

コロナについて視覚的に伝えるための絵と文字

数十人に一人いると言われる「発達障害」(自閉症、学習障害、ADHDなど)。「抽象的な事柄を理解するのが苦手」などの特性があり、コロナによる生活環境の変化で困っている当事者が多い。津市などで自閉症啓発活動を行う「ライト・イット・アップ・ブルー みえ実行委員会」が集めた、地域の当事者や家族らの声を紹介する。
◆目に見えないコロナに不安を感じ、「どんな形?」「どこまで来とる?」と聞く。
◆息子は認知もかなり低い最重度さんなので、コロナの説明は視覚的に伝えるか、態度で示すしかなかったです。台風の時のように窓の外を見せたりして納得してもらうことは不可能でしたので、絵と文字で視覚的に伝えました。
◆本人のこだわりと生活リズムをあやふやにしないように、ステイホームのスケジュールをしっかり立てて沢山の家事などをしてもらいました。スケジュールにこだわりがあるため、違うパターンを色々考えておくことも彼らにとって大切だと改めて痛感しています。
◆ヘルパー目線のケース。日常生活のルーティーンを確立されていた利用者が、毎日行っていたイオンにコロナの影響で行けなくなり、理由を説明しても意味が伝わらず数ヶ月、不安定な状態が続きました。密にならない外出など試行錯誤し、ある時、「今、風邪が流行っているからイオンに行くと風邪が感染るよ!」と言うと理解してくれたのか、やっと穏やかな日常に戻りました。自閉症の方に「伝えること」の難しさを改めて痛感しました。
◆外遊びが減った。外出自粛中、外遊びは注意を受けることもあり控えていたら、近所の子と遊べなくなりました。ちょっとしたことで喧嘩になるので遊びたくない!と拒否しています。 同実行委員長で言語聴覚士の新谷麻衣さんの話
イマジネーション(想像力)が過剰だったり極端に不足していることが多いため、この「見えないし何だかわからない避けるべきもの」と暮らしていくには「どうイメージを築くか」「いかにこれまでとは異なる行動を身につけるか」が大きな課題だと考えています。
今回の感染拡大により、レジ前のソーシャルディスタンスを保つための並ぶ位置のマークのように、人の行動をコントロールするための「一目瞭然」な整備が増えました。これは発達さん(発達障害がある人)にはとても親切な仕組みだなぁと感心するとともに、発達さんが日頃、「分かりにくい」と困っていることを分かりやすくして解決することは、全ての人にとって行動調整しやすいデザインを整えることでもあると気づきました。

ある日、里帰り出産でわが家に帰っていた娘が深夜急に産気づいた。
私は民間で患者搬送業を行っているため、陣痛時のタクシー移動や深夜の送迎依頼も時々あり、夜間などの至急の走行には慣れていた。
しかし、新型コロナウィルスの影響で国内は緊張状態。このことも考慮に入れて、事前に来ていた娘婿が病院へ送った。
「無事産まれてくれれば良いが」と思いつつ、同時に次のようなことが脳裏をよぎった。
「時代の背景は、刻々と変わる。昨年まで新型ウイルスとの闘いに国民が悩まされる時が来ようとは、誰も思っていなかった。今はウィルスに対抗できる薬が開発され、早く行きわたって事態が終息し、経済活動が本格的に再開され、以前の活況に戻ってほしいと願う。国民が先の大戦後の荒廃から立ちあがり、今の日本の発展を成し遂げたように、これから産まれてくる幼子らが大きくなった時、皆が2020年という大変な時代をオール三重で乗り切ろうとしていたことを語り継ぎ、それを生かし、住み良い土地にしなければならない」と。
娘は無事出産した。孫は、これからもいろんな〝波〟を経験しなければならないのだろうが、少子化の中で貴重な命を授かったことに感謝し、元気に成長して欲しい。
(民間救急 はあと福祉タクシー代表)

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