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来年4月、津市柳山津興の県立みえ夢学園高校敷地内に、県立の夜間中学「みえ四葉ヶ咲中学校」が開校予定。明日23日19時~20時、三重県庁講堂(津市広明町)で同校の学校説明会を行う。
 同中学校は、様々な事情により義務教育を十分に受けられなかった人に対し、就学機会を提供することで、一人ひとりの能力・可能性を最大限に伸ばすことを目的としている。「学びの多様化学校」として、不登校状態の現役中学生も通うことができる。授業料無料で、全ての課程を修了すれば、中学校卒業資格が得られる。公立夜間中学は全国17都道府県に44校あるが、県内では初となる。
 学校説明会は、オンライン参加可。来場、オンライン共に事前申し込みが必要。定員はどちらも先着200名。希望者には説明会開始前後に個別相談も実施。
 申込は、専用フォームまたは☎059・224・2766へ。

 JAF(一般社団法人・日本自動車連盟)三重支部(川喜田久支部長)は、猛暑日が続くことから車内温度の上昇による熱中症の発生に注意を呼びかけている。
 ◆エアコン停止からわずか15分で熱中症指数が危険レベルに
 JAFユーザーテストの実験によると、外気温35℃の時の車内温度は、エアコン停止からわずか15分で熱中症指数が危険レベルに達した。乳幼児は体温調整機能が未発達で、高温下では短時間で体温が上昇し死に至ることがある。寝ているからといって、わずかな時間でも車内に子供を残すのは危険。高齢者も加齢に伴い体温調整機能が低下するため、同様に危険。 空気循環がない車内では日光で温められ空気が溜まり、想像以上に温度が上がる。たとえ短時間でも人やペットを車内に残さないことが重要。
 ◆高温になる車内温度を最も早く下げるには
 同じ車を5台用意し、車内温度が55℃の高温になったタイミングで5名のモニターが、それぞれ違う方法で温度低下に取り組んだところ、
 ①エアコンは使わず、助手席の窓だけを開け、運転席のドアを5回開閉して車内の熱気を逃し、温度変化を測定
 ②エアコンは使わず、冷却スプレーをシートに10秒ほど吹きかけ、3分間の温度変化を測定
 ③窓は開けず、車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定は最低にし、10分間の温度変化を測定
 ④窓は開けず、車のエアコン(オート)を内気循環、温度設定は最低にし、10分間の温度変化を測定
 ⑤窓を全開にし、車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定は最低にして走行。2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行し、温度変化を測定
 結果は、エアコンを使わない「ドア開閉」は47・5℃、「冷却スプレー」は3分後に50・1℃に低下した。
 エアコンを使用した3パターンのうち、最も温度が下がったのは「エアコン(内気循環)」で10分後に27・5℃、「エアコン(外気導入)は10分後に29・5℃、最も早く下がったのは「エアコン+走行」で5分後に28℃まで低下した。
 この「エアコン+走行」が最も効率的で、環境面のメリットも多いことが分かった。
 因みに、車のボディにバケツ(8リットル)で3杯分の水をかけても、車内温度は0・9℃しか下がらず、効果は限定的だった。
 また、車内温度が下がっても、ハンドルやダッシュボードなどに熱が蓄積していて、あまり温度が下がっていないことがあるので注意が必要。高温になっているチャイルドシートの表面やベルトの金具でやけどを負う事例もあるので、子供を乗せる際などは十分に注意することが大切、としている。

 津市桜田町の鍼灸院「水谷はり灸」の水谷浩樹さん(52)は、日々心身の悩みで訪れる人たちに丁寧な施術を施す一方で、自身の技術を生かした能登半島地震の被災地支援やスポーツ大会の支援といった社会貢献にも積極的に取り組んでいる。
 鍼・灸は東洋医学に基づく伝統療法。水谷さんは高校生の頃、腰椎椎間板ヘルニアになり、1週間以上、寝たきり生活を送ることになってしまったが、ある鍼灸院で施術を受けたことで、無事に歩けるようになっただけでなく、数カ月でスポーツもできるようになった。その時の経験が強い憧れとなり、脱サラしてはり師ときゅう師の国家資格を取得した。来院する患者一人ひとりの身体やメンタルの状態を考慮しつつ、最適の施術法を考えてくれると好評。
 これまでも水谷さんは所属する公益社団法人日本鍼灸師会を通じて「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」にボランティアスタッフとして参加し、各国の選手のケアを行ったり、県内のマラソン大会などでアスリートに対するケアにも取り組んできた。
 今年1月1日の能登半島地震発生後には、「災害支援鍼灸マッサージ師合同委員会(DSAМ)」の一員として、大きな被害が出た珠洲市などで計7回ボランティア活動に参加。現地では、地面の隆起で水道管と共にマンホールが飛び出している様子などを目の当たりにして、改めて被害の大きさを感じると共に、住む場所を失った被災者たちが置かれている厳しい状況を目の当たりにした。水谷さんは、主に被災者支援に取り組む市役所や県庁の職員、警察官、自衛官などのケアを担当。彼らの身体に蓄積された疲れや精神的な負担が少しでも和らぐよう懸命に施術を行った。
 水谷さんは「これからも社会貢献を通じた鍼灸の普及活動に取り組んでいきたい。少しでも多くの方に鍼灸のことを知っていただきたい」と瞳を輝かせる。今後は障害者スポーツにも関わりたいそうで、社会貢献活動にも更なる意欲を見せる。
 問い合わせ☎059・202・7051。

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