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「三重大学教育学部美術教育コース卒業制作展」が2月15日㈭~18日㈰9時半~17時(最終日は12時まで。15日の午前中は講評会のため一般の入場は不可)、三重県立美術館1階県民ギャラリーで開かれる。入場無料。
 今回のテーマは、文を締めくくる句読点でありながら、新たな文を綴り始めるスタートラインでもある「。」卒業制作展は、4年間の学びを集結させた展覧会であると同時に、学生たちの人生の分岐点ともなる。
 「私たちの大学生活は、予想外の連続でした。2020年の入学は世界的パンデミックの開始とほぼ同時期でした。人や社会との接し方に大きな変化があり、それを私達が前向きに受けとめられるまでには、とても時間がかかりました。
 オンライン講義が続き、個人での時間を多く持つことになった大学生活でしたが、従来とは異なる学びの機会に触れることによって、より深く教育や美術に関することを先生方や作品から学べたと感じています。
 予測不可能な時代の中で、作者にとっても、来場される方にとっても少しでも未来への活路が見出せるように各々の世界観で表現を磨き上げてきました。私達の歩んできたこれまでと、これから歩んでいくこれからを数々の作品から感じて頂けると幸いです」と話している。問い合わせは卒展実行委員会mie.sotsuten@gmail.com

 津城復元の会(西田久光会長)は4月14日(日曜)津リージョンプラザお城ホールにて、「津城復元第8回資金造成チャリティーコンサート」を開く。12時開場・13時開演。後援=(一社)津市観光協会、津観光ガイドネット。
 今回の協賛出演は
 ①マンハイム・カルテット=ソロや室内楽団、オーケストラなどで活躍しているフルート岡本有希、ヴァイオリン中村葉子、ヴィオラ足立順子、チェロ中野雅敏らが2018年に結成した四重奏団。クラシックからジャズ、タンゴ、映画音楽、ポップスまで様々なジャンルの幅広いレパートリーを持ち、県内各地で演奏している。
 今ステージでは、モーツァルト「フルート四重奏曲第1番ニ長調KV285」、E・モリコーネ「ガブリエルのオーボエ」「ニュー・シネマ・パラダイスより愛のテーマ」、ガルデル「ポル・ウナ・カベーサ」、ピアソラ「リベルタンゴ」、スウィング・ジャズ・メドレーなどを演奏する予定。
 ②かつてカーネギー・ホールで演奏したこともある一絃琴の名手、津市分部の本願寺住職・荒井眞道尼が率いる一絃琴正流・清壽会。「そして たのしく」をテーマに古典からお馴染みの唱歌、昭和歌謡まで演奏。出演は他に一絃琴=別所悠紀子、西村政伊、奥山文子、姫野由美、尺八=牧原一路、太鼓=伊藤卓哉、ギター=岸宏勝、歌=落合悦子、後藤晴子、東尾克己、ほか。賛助出演は本願寺詠歌講。
 荒井尼は年齢が80歳を超え「大々的に演奏できるのは今回が最後かも。みんなで渾身の演奏をお聴かせしたい」と張り切っている。
 また、コンサート冒頭では、復元の会役員で城郭に詳しく、安濃津ガイド会のボランティア・ガイドとしても活躍している深見和正が「津城について」と題してミニ講演も行う。(敬称略)。
 全自由席千円(前売完売の場合は当日売りはなし)。前売券取扱所=アスト津1階津駅前観光案内所、大門の近藤楽器、中央の三重額縁、東丸の内・本紙。
 因みに復元資金は年末現在で延べ約3万2500名から7331万円の浄財が寄せられている。問い合わせ実行委員長・西山実江さん☎090・7315・5308へ。

親子でシイタケの菌打ちにチャレンジしてみませんか

 きのこ研究の専門企業㈱岩出菌学研究所は2月10日㈯10時~11時頃まで(受付9時40分~)同社敷地内野外=津市末広町1番9号=で、新春恒例の「第16回親子きのこ教室」を開くにあたり参加家族を募集中。
 きのこの栽培を通じて〝食育〟に役立ててもらうのが目的。毎回定員一杯になる人気企画。今回も親子で協力してシイタケ菌の種駒の植え付けを体験する。
 参加費は1家族税込で1000円。帰りに「菌のまわったシイタケの原木」がもらえる。募集数は25家族(大人のみ・子供のみの参加は不可)。定員になり次第締め切り。軍手・かなづち・原木が入る大きなビニール袋(ごみ袋2枚程度)を持参のこと。
 申し込みは電話、メールkinoko@iwade101.comで参加者全員の氏名(ふりがな)・性別・年齢・住所・電話番号を明記して送信。野外のため防寒に適した服装を。また、マスク着用、会場内での食事は禁止。
 問い合わせ・申し込みは同社☎059・228・5786(平日9時~17時まで受付)。

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