地域

津市戸木町の伊勢温泉ゴルフクラブ内にある福祉と環境を融合した花園「かざはやの里」が恒例の『紫陽花まつり』を開催中。7月15日(月・祝)まで。
広大な敷地にアジサイ45種7万7千株が植えられている。社会福祉法人・正寿会が運営する障害者施設の職員や利用者も管理を手伝う福祉園芸の実践の場でもある。
現在満開を迎えており青、紫、ピンク、白など色とりどりの花々が見頃を迎えている。斜面に沿って花開く大量の紫陽花は見ごたえ抜群。
イベントも多数。15・16・22・23日は久居駅東口から無料シャトルバスも運行。
入園料は花の咲き具合で変動し、満開時は18歳以上1500円(見頃が終わると料金が下がる)。13歳以上は満開時800円。小学生以下や障害者手帳を持っている人は無料。開園時間は8時~18時半入園締切。
問い合わせ☎059・255・5755。
2024年6月13日 AM 4:55

5月30日、エリアプラットフォーム「大門・丸之内 未来のまちづくり」の令和6年度第1回会議が行われた。
エリアプラットフォームは、津市の中心市街地である大門・丸之内地区の目指すべき姿を共有し、連携してまちづくりを進めるため、令和5年3月に官民の関係者で組織する「大門・丸之内 未来のまちづくり」を設立。にぎわいの創出に向けた様々な事業を展開している。
冒頭、辻正敏会長は「2年目を迎えて、実証実験で丸之内商店街の国道23号東側の歩道や大門の大通りにキッチンカーを置いたり、車が走っている状態を再現したりした。どちらも通常時の5倍以上の人で賑わっており、何かがあれば人は出てきてくれるとわかったのは大きな前進だった」と挨拶。
会議では、道路空間活用事業、公園空間活用事業、情報発信事業を行う各チームが昨年度の事業を報告。今後行っていく様々な社会実験や事業についての説明も行い、参加者が意見を出し合っていた。
今年度の試みとして、駅やバス停などの交通拠点からのアクセス性や、地区内の回遊性を向上させるために「シェアサイクルプロジェクト」を実施することも発表された。アプリなどで手軽に利用でき、各所に設けたポートからポートであれば、好きな場所で返却できる自転車を設置する。社会実験の期間は今年8月~来年1月で検討中。シェアサイクルは全国各地で活用されているため、津城跡や津観音などの観光資源を有するエリア内での移動手段の補強として、期待も集まっている。
2024年6月13日 AM 4:55

(公社)津市シルバー人材センター(津市三重町津興)の設立40周年記念式典が5月30日、津リージョンプラザお城ホールで開かれた。
同センターは、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、昭和59年11月に会員数189名で社団法人として設立。会員は津市在住の高齢者(60才以上)で構成。企業や家庭、公共団体等から様々な仕事を引き受けて地域の経験豊かな高齢者に仕事を提供。また、働くことを通じて高齢者の生きがいと健康づくりをすすめ活力ある地域社会の実現に貢献してきた。
平成24年4月には公益社団法人に移行した。現在の職員数は事務局長1名、正規職員4名、准職員6名、パート職員1名、役員13名、監事2名。会員数は934名(男性641名、女性293名)で最高年齢は男性90歳、女性86歳。請負委任契約額は令和5年度は3億4372万円。
式典の冒頭で田中義久理事長は「新型コロナ感染症が昨年5月に5類に移行し、以前の生活に戻ってきた。3年以上のコロナ禍で当センターの契約数、会員数共に少なからず影響を受けたが、皆さんの協力で一定の成果を残せた。しかし、昨年10月から実施されたインボイス制度、今年秋から予定されている『特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律』(フリーランス・事業者間取引適正化等法)への対応が求められている。当センターでは第3期中期計画に基づき、会員の拡大、就業機会の開拓、適正安全就業に重点を置き、元気な高齢者が地域に根差した社会参加ができ、生きがいとなるよう活力あるシルバー事業に取り組んでいく」と話した。
続いて、活動に尽力した会員11名と13団体・企業に感謝状を贈った。
総会終了後は40周年記念アトラクションも開催され、落語家の三遊亭あら馬さん、林家三平さんによる落語や、マジシャンのマギー審司さんが、軽妙なマジックと話術を披露し会場を盛り上げると共に、皆で40周年を祝った。
2024年6月13日 AM 4:55