地域

新雲出川物語推進委員会が「環境基礎講座」の受講生を募集中。
同委員会は、山・川・海の協同組織、市民団体、企業で構成。平成20年10月の津市美杉町でのネットワークの森造成(植樹)を皮切りに、雲出川中流域、河口・海岸周辺での活動のほか山と海の子供達の交流事業も行うなど、様々な事業展開をしている。
今回の講座は、環境問題に関する基本的な知識を学び、市内の環境に関する施設を見学することで、地域で環境問題にかかわっている人、ボランティアで環境保全活動している人、環境問題を勉強している人、これから勉強したい人、ちょっと環境ボランティアをしたい人などが、より幅広い活動ができるようにと企画した。
▼第1回=9月12日㈯9時半~12時、座学…家庭ごみの現状と分別。見学…津市西部クリーンセンター、津市リサイクルセンター
▼第2回=10月10日㈯9時半~12時、座学…①津市の自然環境(森林の現状)②有機農業の推進と生ごみのたい肥化
▼第3回=11月14日㈯9時半出発~四日市市で昼食~16時半解散。見学…三重県環境学習センター、四日市公害と環境未来館
▼第4回=12月12日㈯9時半~12時、座学…①地球温暖化の現状と対策②河川と伊勢湾の現状と対策
▼第5回=1月9日㈯9時半~12時、座学…津市の環境行政。討議…地域ボランティア活動について
◎講座ごとにコーディネーター2名が出席。講義を受けた後、質疑応答に応じる。
◎講座・視察の日時は講師の都合で変更する場合あり。
◎1回だけの参加も可 受講対象者=津市に在住もしくは在勤、在学の人。
参加費無料。定員20名(希望者多数の場合は抽選)。4回以上の出席で津市環境基礎講座の受講終了証を授与。
申込は、氏名、年齢、連絡先を明記して同委員会へ連絡。☎090・8737・4353畑井委員長。FAX059・230・1706(8時~20時)。メールshinkumo2008@kumozugawa.net

「津市のプレミアム商品券」も使えますよ!と佐治純子さん

「津市のプレミアム商品券」も使えますよ!と佐治純子さん

本当に「片付け」が苦手な人は独りで悩まないで!様々な片付けについての悩みを解決するサポートを行っている「整理収納ディレクターじゅんこさん」の佐治純子さんを紹介。
佐治さんは、依頼者の家まで行き、家の状況(広さや収納スペースなど)や、その家の生活スタイルに合わせた整理収納方法の提案と指導を行う。依頼者は佐治さんと共に定期的に我が家を片付けながら、自分で整理収納するためのスキルを学んでいく。
元々、佐治さんも片付けが苦手だったが、NPO法人ハウスキーピング協会の整理収納を学び、身の回りのものを整理できるようになった。自分と同じように片付けが苦手と思う人たちのサポートをしたいという思いから、2016年に同協会の整理収納アドバイザーの資格を取得。SNSなどで整理収納の情報発信をしていると、徐々に依頼が増えたため、翌年に起業。現在では依頼のある家にいくだけでなく、公明党やライオンズクラブなどで講演活動や企業研修も行っている。
まずは依頼者の話にじっくりと耳を傾け、何を望み、どのように家を片付けたいかを確認。そこから整理をして、家の中に置いてあるものを使うか、使わないかを依頼者に判断してもらい、使う物を使用頻度別に効率よく収納すると喜ばれるそうだ。
そして、新たに飲食店向けサービスをスタート。改善整理コンサルタント協会の資格を取得し、HACCPの考え方に沿った衛生管理を行うため、飲食業の5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の改善整理をサポート。コロナ禍だからこそ、安心・安全のために必要なサービスといえる。
佐治さんは「身の回りの整理ができると、心の整理にもなり、幸せを感じられるようになります」と笑顔。料金は初回3時間コース1万1千円。津市のプレミアム商品券も使用可能。サービスの内容などの詳細は「整理収納ディレクターじゅんこさん」で検索。
問い合わせは☎080・3618・5659へ。

 

「観阿弥創座の地」の看板(名張市上小波田)

「観阿弥創座の地」の看板(名張市上小波田)

伊賀市と名張市の市境

伊賀市と名張市の市境

時刻は12時半前。朝から国道165号を歩き続け、ようやく伊賀市と名張市の県境に差し掛かろうとしている。まだ道路には歩道も路側帯

観阿弥ふるさと公園の能舞台(名張市上小波田)

観阿弥ふるさと公園の能舞台(名張市上小波田)

もない状態が続く。車をやり過ごさなければいけないので、再び感覚を研ぎ澄ます。大型車を避けるときは道路沿いの茂みに身を寄せなければならないのだが、思わず躊躇ってしまう。茂みから道路に向かって飛び出す草の葉や雑木の枝の上を無数の毛虫が蠢いていたからだ。
毛虫は毒針を持っていて刺すと思っている人も多いと思うが、実は毒針を持つ種類はほんのわずか。身近に見かける種類としては、ドクガ、チャドクガ、イラガの幼虫などごく限られた種類で、他の毛虫は毒を持っていない。ただ、鮮やかな緑色と刺々しい姿のイラガを除けば、知識が無い人には見分けづらいため、毛虫とひとくくりにされ、忌み嫌われている。グロテスクな見た目と樹木の葉を食い荒らすなどの害もあるので嫌われているのだが、必要以上に悪者にされている感があって、なんとも不憫な存在でもある。
見たところ、マイマイガの幼虫。生まれたばかりの幼虫は毒を持つが、それなりのサイズにまで成長しているので毒を持っていないと思うが、幼い頃から刷り込まれた生理的嫌悪感も手伝い、できれば触りたくないと反射的に身をかわす。前からくる車と、脇に潜む無数の毛虫に注意を払いながら、安全第一で前へと進んでしばらく。伊賀市と名張市の県境を示す看板が見える。津市から始まったこの旅も、ようやく3つ目の市へ。
名張市に入って少し進むと、のどかな田園地帯が広がっている中に「観阿弥創座の地」と書かれた看板が現れる。この辺りは、室町時代に息子の世阿弥と共に猿楽(現在の能楽)を大成した観阿弥が初めて猿楽座(のちの観世座)を建てた小波田。ここは観阿弥の妻の故郷で、国道165号からもほど近い森の中にある観阿弥ふるさと公園には、立派な能舞台が建てられている。門外漢の私でも知っているほどのビッグネームとの邂逅に胸が高鳴る。
公園に立ち寄り、階段の上にある能舞台のある広場に足を伸ばすが、当然舞台はかたく閉ざされている。観阿弥・世阿弥親子が大成した能楽の神秘的な美しさは、今や日本のみならず、世界中の人々を魅了し続けている。その出発点ともいえる土地がここ。国道を遡る度に、無数の物語が紐解かれていく感覚。ジュブナイル小説を読み進めるような高揚感を味わいながら、私は軽快に歩みを進める。(本紙報道部長・麻生純矢)

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