健康だいすき

 2015年(2015年2月4日~2016年2月3日)の運気は金運不及、太陰司天、太陽在泉、三碧木星中宮、乙未年、という年回りです。
 東洋医学の本「黄帝内経運気」によると金運不及の年は火気の炎暑が勝ってのさばり、また木気の発生作用が充分に働いて、火気の成長作用が盛んとなり、生物が繁茂し金気の乾燥作用に火気の熱灼作用が加わります。
 人々は肩や背がやたら重苦しく、鼻がつまり、くしゃみが出て、血便を注ぐように下す病にかかりやすいのです。陰気で手足が冷えて陽気と交流しなくなるので陽気である熱気が昇り、頭の後ろの辺りが痛み、てっぺんまで響き、発熱します。
 太陰司天の年は太陰の湿気が下界に君臨し、人体の腎気は屈従します。
 年の後半は在泉の寒気で厳寒となります。人は心気がおかされ、みぞおちが痛む病や、小腸がおかされ下腹が痛んで食べ物が取りづらくなる病にかかりやすくなります。
 とにかく肺と腸が弱りやすい年なので、風邪、喘息に気を付けて、食生活を見直し日本食を中心にしましょう。日本人の食生活が戦後急速に欧米化したことの弊害が、今後顕著に表れてくると思います。炭水化物抜きダイエットなど、米を悪者にするような風潮には首を傾げざるを得ません。

 今年もインフルエンザが流行し、警報や注意報が全国各地で出されており、今後、さらに流行が広がっていく可能性があります。 
 感染予防に一番有効な対策は、帰宅時や食事の前などの入念な手洗いです。その他、外出時のマスクも有効ですが、きちんと着けてないと意味をなさなくなります。
 そして、一番大切なのは、ご自身の抵抗力だと言うことを忘れてはなりません。
 私は店頭で接客しておりますが、30年以上一度も罹って発熱したことがありません。小学校卒業以来、インフルエンザの予防接種も受けたことがありません。
 喉がいがっらぽく感じたり、少し頭が熱っぽく感じたり、身体が少しだるく感じたりしたことはありますが、漢方薬を即座に飲むことで30分も経たないうちに症状が消えてしまいます。
 当店の常連のお客様にも、インフルエンザ用の品質の良い漢方薬を1週間分、お渡ししていますが、1日3回で21回分となり、ご家族皆様の一冬分をまかなえるぐらいあります。
 前述した症状が現れた時に素早く飲むと、インフルエンザを発病することがほとんどなく快適に過ごせると、喜んでもらっています。

 昔は赤ちゃんの肌と言うのは、全女性の憧れの対象であり、つるつるで綺麗なピンク色で、瑞々しくピカピカに光るようで、弾力や適度な張りもあり、しわもシミもない美しい状態でした。
 しかし最近は、カサつき、ひび割れたようで、小じわまであり、色もくすみ、土色や黒っぽかったり青白がかって、弾力も張りもない肌の赤ちゃんを見かけることがあります。なぜここまで荒れてしまうのでしょうか。
 私は、赤ちゃんだけではなく、人の肌は、腸や毎日取る食べ物と深く関係すると考えています。
 そもそも、離乳食を5か月ぐらいから始めることが問題だと思います。1歳になるまでは十分な消化能力がないので、離乳食がお腹の中で未消化で腐敗し、有害物質が発生して腸を痛めつけ肌も荒れるのだと思います。
 こんな時は、離乳食をすぐに中止して母乳か粉ミルクだけに戻せば、肌は回復します。それでも少し荒れる時は、母乳の場合、お母さんの食事を含めた生活が問題がある可能性が考えられます。
 当店では、お母さんの健康状態まで含めてご指導して、赤ちゃんの体調や肌の状態のご相談に乗っています。皆様、赤ちゃんの肌が見違えるように綺麗になって、大変喜ばれています。

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