健康だいすき

 45歳以下で発症する『若年性脳梗塞』は脳卒中の一種で、脳の血管が詰まり、脳細胞が栄養不足で死滅する病気です。
 高血圧、糖尿病、肥満、心臓病などが引き金となる可能性が高いのですが、血圧もコレステロール値も正常で、糖尿病や心臓病も患っていない若者が発症する例もあるので、注意が必要です。
 脳梗塞は前触れの症状が出る場合もありますが多くは10分程、長くても24時間以内に消えてしまいます。ほとんどは「一過性脳虚血発作」で、次のような症状が出ます。
 ①体の片側の痺れ②手足に力が入らない、動かしにくい③人の話す言葉の意味が分からない、言葉がうまく出てこない④ろれつが回らない⑤物が二重に見える⑥片目が見えない、視界の半分が見えない⑦食べ物が飲み込めない⑧一度に2つ以上のことが出来ない⑨物忘れがひどい⑩足がもつれる、何もない所で転ぶ⑪首の痛みや頭痛 ・めまい。
 高血圧、糖尿病、心臓病の人や、大量飲酒の習慣がある人、煙草を吸う人、運動不足の人、肥満の人も注意が必要です。
 普段から食生活に気を付け、適度な運動も欠かさないでください。脳梗塞は、生活習慣病です。
 当店では漢方薬をお勧めするだけでなく、食生活を含めた生活習慣のご指導をしております。

 西アフリカで広がるエボラ出血熱について、WHO(世界保健機関)が10月25日、感染者が1万人を超えたと発表しました。
 流行の中心地であるリベリアとシエラレオネ、ギニアでは、感染拡大が深刻な状況が続き、特にリベリアとシエラレオネでは、国のほぼ全域に感染が広がっているとしています。
 不安に思っている方もあると思いますが、希望の光も見えてきました。
 なぜなら、富士フイルムグループの富山化学工業㈱が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」が、エボラの治療に有効である可能性が出てきたからです。
 フランス政府機関より富士フイルムに、フランス人女性看護師の治療用としてアビガン錠の提供依頼がありました。
 その後、この女性は、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠200mg」と、ほかの未承認医薬品を併用する形で治療されて治癒し、10月4日に無事退院したと報道されました。
 日本で開発された薬がエボラ出血熱の増殖を抑える可能性があるということは、大変うれしいニュースです。
 致死率は70%から90%と言われていますが、自然治癒力で助かる人もいます。我々に今できることは、免疫力を高めておくことだと思います。

 大人の女性の乳房は、乳頭を中心に乳腺が放射状に20個ぐらい並び、それぞれが小葉に分かれて乳管に繋がっています。乳がんの約90%はこの乳管から発生します。
 若い人ほど罹患率、死亡率が高い傾向があります。罹患率は東アジアよりも欧米が高く、米国の日本人移民は日本国内在住者より高いので、食生活が欧米化すると乳がんにかかりやすいと言う証明のように思います。
 症状は次のようなものがあります。①乳房のしこり……約5㎜~約1㎝の大きさになると、自分で注意深く触るとわかります。しかし、しこりがあると全てが乳がんというわけではありません②乳房のえくぼなど皮膚の変化……乳がんが乳房の皮膚の近くに達すると、えくぼのようなくぼみができたり、皮膚が赤く腫れたりします③乳房の近傍のリンパ節の腫れ……リンパ液の流れがせき止められ腕がむくんだり、腕に向かう神経を圧迫し腕がしびれたりします。
 病院の検査もありますが、日頃から少し気を付けていると自分で発見できることもあります。一番大事なのは、がんにかからない生活を送ることです。絶食療法は体内の毒素を下してがんにかかりにくい体質になれるので、私も時々しております。興味のある方はご指導致しますので、お気軽にご相談下さい。

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