健康だいすき

 今年になって、不安を訴えてご相談に来られる方が増えました。
 産後うつ病にかかっている人も、更年期になって精神的に不安定になり不定愁訴を訴えている人も、不安感を持っているのだと思います。
 これらの原因は妊娠中にその発端があります。
お腹に胎児が宿っている時は胎児を育てるために子宮に血が集まります。
血が一杯集まると血は温かいので、熱が子宮に溜まります。その熱はお産で胎児が体外に出ても残りますが、産後に汗をかいたり、のち産(産後の出血)、排便などによって全て出てしまえば問題は起きないでしょう。
 しかし今年は夏がかなり暑かったので体内に熱がこもりやすく、運動不足や、夏でも冷房によって汗をかくことが少なくなったこともあり、体内に残った余分な熱が全て出て行かず残ってしまうことが多いと考えます。
 この熱が肝に入ると、肝に関連する感情に「怒り」があるので、イライラしやすく、焦ることが多くなり、落ち着きがなくなります。このような状態で産後の芯熱が加わると、さらに精神的に不安定になるでしょう。
 今年は特に、年齢に関係なく不安感から来る不定愁訴が多くなっています。漢方薬には、このような産後病を改善してくれる素晴らしい力があります。

ケンコウ薬局

【住所】津市西丸之内24-13  地図はこちら     【TEL】059-224-1389(相談完全予約制)
【営業時間】AM9時~PM7時             【定休日】日・月・火曜

http://www.kigusuri.com/shop/kenkou/
http://www.dearmam.com/

 今年の夏は異常に暑かったこともあり、夏バテがかなりしんどいと訴える方も出てきました。
 9月に入り次のようなご相談が増えています。目に生気がない、目の周りのクマ、目が虚ろ・かすむ、やる気・集中力がない、疲れ、すぐ横になりたい、必要最小限の家事以外はしたくない、すぐに眠くなる、落ち着かない、不安感、何をやってもうまくいかない、体の芯がしっかりしない。
 最近、漢方薬などを飲んで頂いても治りきらない人が少しずつ増えてきました。効くはずなのに反応が悪いのは基礎代謝が低下しているからではないかと気づきました。
 ミトコンドリアを活性化する「アミノレブリン酸」をお勧めするようになって色々考え、細胞レベルで人間の体が弱ってきているのではないかと危惧しています。
 加齢と共に体内で産生されるアミノレブリン酸の量が減り、ミトコンドリアの働きが鈍くなると生命活動に必要なエネルギーが十分に得られないため、基礎代謝や体温、免疫力も低下します。また若年層にも基礎代謝が低下し平熱が36・5度以下の人が増えています。 無酸素運動と有酸素運動を組み合わせて平熱を上げる努力も必要です。
 体温が低く、アレルギーを持っていたり風邪などにかかりやすい人は是非ご相談ください。

 夏バテは、真夏だけでなく、ちょっと涼しくなってから出てくることも多いのですが、皆様はいかがでしょうか。
 夏バテの症状は、なんとなくだるい、目の下にクマがある、肌荒れ、動悸、息切れ、疲れが取れない、すぐ横になりたい、ため息が多い、肩・首のこり、背中の張り、腰痛、食欲不振、口臭、頭痛、めまい、下痢、便秘、思考力の低下、睡眠不足、胃もたれなどです。
 9月になってこのような症状を訴えてご相談に来られる人が増えてきました。自然に回復する人は問題ありませんが、心臓の弱い人や高齢者は出来るだけ早く回復されたほうが良いと思います。
 東洋医学では、寝ても体を休めてもなかなか疲れが取れない状態を「虚労」と言い、虚労に使う薯蕷丸という漢方薬があります。製品化されたものは残念ながらありませんが、これに牛黄を配合した漢方薬はあります。
 本当に弱って、仕事や勉強に支障が出ているという方は老若男女に関わらず飲んで頂く価値があると思います。長年漢方薬を扱ってきましたが、この薬は起死回生の薬として重宝してきました。
 今年の夏は尋常ではない暑さでしたから、無理を重ねると心臓が持つのか心配になります。
 疲れが取れなくて困っておられる方は、お気軽にお尋ねください。
 

ケンコウ薬局

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