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1日、白山総合文化センターしらさぎホールで津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会会長である本紙・西田久光会長が「津藩・久居藩の江戸屋敷」と題して講演。併せて史料展示も行った。一般を含め141名が聴講。西田会長は東京で行った調査等をもとに、津藩上屋敷の変遷や津藩下屋敷の中でも最大規模の染井下屋敷、屋敷の位置の近さからも伺える両藩の密接な関係等について語った。

 

 

2時間余に渡り講演する西田会長

2時間余に渡り講演する西田会長

講演・展示会場が同ホールになったのは西田会長が同センターうぐいす図書館に「津藩・久居藩の江戸屋敷」に関するものを含む私蔵の書籍・史料約2500冊を寄贈したのがきっかけ。主催は津観光ガイドネットほか。
西田会長が、約6年前に東京で津藩ゆかりの地をめぐり丹念に調査した結果等をもとに語った。
まず、江戸幕府開府後の各大名の藩邸に関する流れや、津藩の藩邸の種類について、「関ケ原の戦いで勝利した徳川家康は慶長8年(1603)に征夷大将軍になり、江戸が将軍の都市に。それまで大阪に集まっていた各大名の屋敷を江戸に引っ張ってくることになった。同10年(1605)、津藩祖・藤堂高虎が西国大名、伊達政宗が東国大名をリードし江戸に人質として自分の妻と跡継ぎを置き、江戸幕府に従う手本を示した。これを機に、各大名の屋敷が江戸にできていきます。
藩邸の種類は、大名が幕府から無償で頂いた屋敷は『拝領屋敷』、自分で購入する『抱屋敷』、『上屋敷』は幕府が提供する公の屋敷、人質用の『中屋敷』、別荘の『下屋敷』、『蔵屋敷』に大別される。ただ、どの大名でも上・中・下・蔵の4屋敷を持っているわけではなく、江戸時代の約270あった藩のうち7割が1、2万石の小さな大名で、揃えられるのは中クラス以上の大名だった。藤堂家は、幕末の大名の中では徳川御三家を除くと全国でも10番目に大きい、大大名ですから4屋敷を持っていた」と説明。
続いて、現代の東京にある津藩の名残として、台東区上野恩賜公園の、初期の下屋敷跡などを紹介した。
そして津藩上屋敷についの変遷を、「一般に、『津藩の上屋敷は向柳原(千代田区神田和泉町、1万4568坪)』と思われがちだが、実はこれは3代目で、初代は辰ノ口(千代田区大手町2丁目、約5600坪)の屋敷。明暦3年(1657)の振袖火事で江戸が丸焼けになる時まで在った。この火事がきっかけで江戸の町が大改造され、辰ノ口の上屋敷も御茶ノ水(文京区湯島1丁目)に移転したが、同4年の火災で屋敷の一部が類焼し再移転。跡地は後に幕府学問所と鉄砲場となった。
その後、向柳原の中屋敷が上屋敷に昇格し、3代目上屋敷となった。江戸時代は武家地には町名がなかったが、歴代津藩主のほとんどが『和泉守』を名乗ったことから和泉町と呼ばれるようになり、明治5年(1872)、『神田和泉町』の町名が正式に誕生した」と説明した。
また、津藩下屋敷の中でも最大規模の染井下屋敷(豊島区駒込3~7丁目)について「拝領屋敷・抱屋敷・借地を合わせて約8万坪とも言われ、庭園部分だけでも2万坪あり、庭園には幅10間(18m)もの広い大通りを造り、稀少な動植物を集めた。このような広い通りを造るということは、当初から、地元の人などに開放し時々観てもらうという構想だったんだと思う」。
久居藩の江戸屋敷についても「上屋敷(7164坪)は、神田和泉町の北側、道路1本隔てた、現在、凸版印刷の社屋がある辺りにあった。本家津藩の中屋敷を譲り受けたもの」など丁寧に説明し、最後に、「この調査で痛感したのは、両藩の密接な繋がり。本家津藩と分家久居藩の上・中・下屋敷の位置が、近接している。本家12代のうち、3分の1の4人は久居のお殿さんの横すべりだったことからも分かるが、津藩・久居藩の関係が非常に深いことを、江戸の両藩の屋敷を見ることで改めて再認識している」と締めくくった。
なお、この講演は都市環境ゼミナールが初の試みとして会員にリモート配信を行った。

「名松線を守る会」(事務局=美杉総合支所地域振興課内)が8月1日㈯・2日㈰にイベントを開く。※日帰りイベント。各日参加者が異なる。
雨天決行、荒天中止。
▼対象=三重県内の小学校に通う児童とその保護者(必ず保護者同伴)。
▼スケジュール=参加者は名松線伊勢奥津駅到着の1番列車(8時59分着)・2番列車(11時2分着)のいずれかに乗車し伊勢奥津駅前で集合。
列車には同会のスタッフが引率のため同乗するので、列車乗車の練習のために児童だけで乗車しても大丈夫。※ただしイベントは保護者同伴のため、保護者は自家用車で伊勢奥津駅まで行く。
集合後、送迎バスで美杉町川上の大吉アマゴセンターへ。同センターで魚つかみをして、つかまえた魚を自分で焼いて食べられる(1人1匹)。その後、帰りのバス出発まで川遊び(魚つかみ・魚焼き・食事が40分、川遊びが約30分)。
▼参加料=一人500円(アマゴ1匹、保険料込み)。※名松線の運賃は自己負担。※弁当は別途料金(税込800円)で別途注文が必要。
▼募集期間=7月13日㈪~7月22日㈬。電話受付=平日9時〜17時。
▼募集人数=列車1本あたり40人(2日間で合計160人)。※保護者が名松線に乗車しない場合も一人と数える。
▼申込方法=同事務局へ電話。参加者全員の住所・氏名・年齢・電話番号・乗車する列車のダイヤ・弁当の注文の有無を伝える。
▼申し込み先=名松線を守る会事務局☎059・272・8082へ。

6月11日号掲載の「米粉料理試食会」の問い合わせ先に
誤りがありました。
正しくは

050・5361・9086

です。

お詫びして訂正します。

 

また、試食会の会場が「プロマーケット津店内のレンタルキッチンみらいえ」(津市柳山津興)に
変更となりました。

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