女の落書帖

ピンポーンとチャイムが鳴って、宅配のお兄さんの訪問を告げた。「良かった。留守にしていなくて」宅配のお兄さんは野菜ジュースの重い箱を家の中まで運んでくれた。なんと親切な。
先だってのニュースで、宅配荷物を投げ飛ばす配達員の動画が話題になったが、我が家に来るお兄さんたちはそんなことをしそうにない。どの会社の人も丁寧で親切で誠実そうだ。
いつも同じ人が来てくれているのだろう。ただ、荷物を受け取る側は配達員個人の顔より制服制帽姿の全体をとらえ、クロネコさんとか、サガワさんと覚えている。中身の人が代わっていても、気づかないかもしれない。制服の効果である。
きょうも私は、ネットのセールで食品を購入した。夜の暇な時間にポチるだけで買い物ができる。特に珍しいものでも安いものでもないが、スーパーを歩き廻るより楽なので、買ってしまう。
こういう買い方が宅配の個数を増やし、ガソリンを消費し、配達員を忙しくする。よくわかっているが、ジュースのような重いものは通販が便利。食糧の買い出しは重労働なのだ。
送料がもったいないので、注文をまとめて送料無料にする。もしも、この送料無料が宅配業者のディスカウントで成り立っているのなら、宅配のお兄さんに申し訳ない。忙しさを給料に反映してあげてほしいと思う。       (舞)

あけましておめでとうございます。まずは歌留多でご挨拶。
(い)EU離脱想定外(ろ)論理よりセコさでアウト舛添さん(は)パナマ文書に恐々と(に)日本でもジカ熱(ほ)保育園落ちた(へ)ペンパイナッポーアッポーペン(と)どこでもポケモンGO(ち)中国の赤い舌(り)リセットメンタル立て直し(ぬ)塗り絵セラピー(る)ルドルフとイッパイアッテナ(お)オートファジーでノーベル賞(わ)わがまま叶えるキュレーション(か)ガラスの天井誰かが破る(よ)良い宿探して民泊サイト(た)大統領はトランプ(れ)レガシーとなるものを(そ)そのヘイトスピーチの先は(つ)ついついエゴサーチ(ね)年末SMAP解散(な)ながらスマホ歩きスマホ(ら)ラブラブ僕のアモーレ(む)昔キュロット今スカーチョ(う)うようよネトウヨ(の)農協改革の行方(お)オリンピック会場決定(く)クレームに神対応(や)ヤバいを超えるエモい(ま)マイナス金利続く(け)ゲス不倫続々(ふ)フェイスブックにマイ食レポ(こ)小池知事の都民ファースト(え)AI活躍(て)徹底的に文春砲(あ)新しい判断(さ)最高!笑点五十年(き)嫌い?好き?パクチーの香(ゆ)行方知れずの廃棄肉(め)迷惑高齢ドライバー(み)見守りシステム稼働中(し)シン・ゴジラ暴れる(ひ)びっくりぽんやわ(も)盛り土が足りず(せ)聖地巡礼君の名は。(す)すばらしい年(舞)

秋の夜長を読書で過ごす。日本の小説を読むことが多いが、時々は海外ミステリーにも手を出す。翻訳ものは、コナン・ドイルやアガサ・クリスティに始まり、現代作家まで英米のミステリーを読んできた。
ところが近頃はいろんな言語の翻訳がされ、北欧のミステリーなどもブームとなっている。一度だけ旅したことのあるスウェーデンやノルウェーの風土を思い出しながら小説を読むのも楽しい。
北欧ミステリーの特徴は、まず背景が暗いこと。霧、雨、雪、長い夜。その陰鬱な気候の下で、事件が起こる。事件の物語と並行して家族の物語も展開する。児童虐待、ドメスティックバイオレンス、政治腐敗、性差別など、現代社会の抱える問題が続々出てきて、その中で人間の弱さ、愚かさ、哀しさ、可愛らしさが、丁寧に描かれる。北欧ミステリーは社会批判を含んだ文学であると言える。
実際の地名が使われることが多く、地図で確認してみるのも面白い。今、読んでいるのはカミラ・レックバリの小説で、フィエルバッカという町の地図を何度も見ることになった。ただ、人の名前も地名も日本人にはなじみのない発音が多くて、それを覚えるのが一苦労である。
小説の主人公たちは、個人的な悩みを抱え、もがきながらも社会の悪に立ち向かう。その姿勢には、どこの国の読者も共感できるだろう。(舞)

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