環境省の花粉飛散予測によると、津市では今年は前年の2・82倍です。
 昨年の夏はかなり暑かったですが省エネで冷房の温度が高く設定されたので、例年より冷たい物や果物を食べる機会が増えていませんでしたか。熱中症患者が増えてニュースになっていました。スポーツ飲料などを飲んで体内が冷え、水分過剰で水毒症状を起こしたと推測されます。水毒と冷えは花粉症の大敵です。
 そのうえ昨年は10月の終わり頃まで暑く、秋らしい気候の日が2週間もなかったように記憶しています。その後、すぐに冬の気候になりました。
 東洋医学の古典「黄帝内径素問」には、秋の気候の時に「肺が旺する」とあります。秋は肺が強くなるという意味で、肺というのは現代医学で言う肺の臓器だけでなく、鼻や皮膚・気管支・大腸なども含まれます。
 昨年の暮れ頃から、咳が治らなかったり、ロタウィルスが原因の感染性胃腸炎や、風邪が流行したりしています。このような悪条件の中で花粉症の時期に突入すると厳しいものがありそうです。
 今から、体を冷やす飲食物を出来るだけ控えて頂きたいと思います。
 そもそもアレルギー体質の人は下半身が冷えやすいと私は考えます。お体を温めて花粉症を予防できる漢方薬もありますので、ご相談ください。

ケンコウ薬局

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