2013年8月

今年も来ます!ミッキーと仲間たち

 10月13日に行われる今年の津まつりに、東京ディズニーリゾートからディズニーの仲間たちが夢と魔法を届けにやってくる!
 これは、東京ディズニーリゾート開園30周年を記念して、ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが全国30都市を巡る「東京ディズニーリゾート30周年〝ザ・ハピネス・ツアー〟」の一環。
 各訪問都市では、お祭りで行われるパレードに地元の子供たちやブラスバンドと参加し、30年間の感謝の気持ちを伝えると共に全国各地の市民とたくさんの、〝ハピネス〟を共有する。
 当日はディズニーの仲間たちが30周年ならではのコスチュームで特別な車両に乗って登場。津まつりには3年前と昨年も出演しており、今回で3回目の参加となる。
 今年もミッキーたちを一目見ようと大勢の来場者が予想され、お祭りを大いに盛り上げてくれそうだ。
 コースは津地方裁判所前会場から松菱手前まで。挨拶しながらパレードする。スタートは、16時頃の予定(但し悪天候などの理由により中止または一部内容変更の可能性もある)。
   ※写真はイメージ。

 式年遷宮もいよいよ大詰めを迎えています。伊勢の神領民十五万、特別神領民として奉仕する全国からの七万の民によって、御敷地に、宮川から集められたお白石が敷きつめられます。 重機で運べば、能率も上がるでしょうが、一個一個の石に国民の祈りが込められ、運ばれることが尊いことと思えます。
 伊勢神宮の奥の奥、瑞垣には天皇皇后両陛下のみが入って祈られます。
 その外側、内玉垣は天皇皇后と皇太子夫妻。アマテラスからつながる世界で唯一の神話の後継者としての御存在の尊さを改めてかみしめます。総理大臣も、秋篠宮でさえも外玉垣までしか入ることはできないのですから。
 そして、板垣があって、一般の参拝はその外側で祈りを捧げます。この四重の垣でできているのが、伊勢の宮の配置なのです。アマテラスが鎮座されれば、外玉垣南御門の先に入ることは絶対に許されません。
 ですから、御正宮を間近で仰ぎ見ることができるのは、二〇年に一度、遷宮前のこのとき限りなのであります。
 お白石を積んだ車を曳いて進んでゆくときも、感無量でした。白い布で包んだお白石を持って、神宮境内を歩き、新しい宮に一歩踏み入れた時の感動は言葉にできません。ヒノキの香り、澄み渡る涼やかな風、垣の外側からは決して見ることのできない宝玉の飾り…まさに高天原とはこんなところなのかも知れないと思うほどでした。
 そして、圧巻は、新しい宮から望む今の宮、二つのコントラスト。 今の宮から新しい宮を仰いだことは数え切れません。しかし、その反対側、遷宮を待つ神殿から見る世界は異次元でした。二十年という時間が、目に見えるような思いでした。
 しかも、その向こう側に千三百年という時間が垣間見えたような気がしました。まさに神代の継承、私たちの御先祖様が願ってくださった念いが魂に流れ込んできたようにも思えるのです。
 二十年間祈り続けられてきた宮は、やがて解体されてゆきます。二十年後にはそこにまた新しい宮が建てられることになります。これが千三百年間続けられてきた、我が国のならわし。二千年間途切れることなく祈りが捧げられてきた、世界で唯一の生きた宮。 神代の継承こそ、我が国日本の命と言えましょうか。
 これこそが、我が国の背骨、国体なのです。
 大東亜戦争に負け、二度と黄色い人種が白人世界に歯向かわないようにと、ワシらは歴史を捻じ曲げられてしまいました。何故なら、歴史を失った民族は必ず滅びるからです。
 祖国の成り立ちも、神話も教えられない国は、世界で日本だけです。その代わりに、自分の国は、悪いことをしたひどい国だと教え込まれました。
 祖国を誇ることのできない人間は、自分自身の誇りをも失ってしまうのかも知れません。目に見える豊かさのようなものの海の中で、毎年三万人以上の同胞が自ら命を絶ちます。まさに、魂の戦争をしているのが我が国と言えましょうか。 伊勢がダメになれば、日本がダメになる。日本がダメになれば、世界がダメになる。私は、お白石を持ちたいと願いましたが、それ以上に私にお白石を持つように願ってくださった力を私は信じます。
 「日本よ永遠なれ!」と祈りを込めて、お白石を置かせていただきました。
 伊勢の風が遍く国中に吹き渡りますように。
   (赤塚 高仁 赤塚建設㈱社長)

名古屋市科学館にて楽しく科学を学ぶ

へきなんたんトピアで発電実験に挑戦

大迫力の碧南火力発電所のタービン建屋

 20日、本紙主催・中部電力三重支店協力の『夏休み親子見学会』があり、19組38名の親子連れや家族がバスの旅を楽しんだ。
 津を出発した一行は最初の見学先の名古屋市科学館=名古屋市中区=へ。最初に、この日も朝から入場券を求め、長蛇の列が出来ていた世界最大のプラネタリウムを鑑賞。その後は館内を自由に見学し、科学の不思議を体験していた。
 次はいよいよ中部電力の「碧南火力発電所」=愛知県碧南市=へ。発電所に併設するPR施設「へきなんたんトピア」で、水を熱して発生させた蒸気でタービンを回す火力発電の仕組みや、最も身近な電気の静電気を実験を通じて勉強。
 その後、バスで普段入ることができない発電所構内へ移動。ナゴヤドーム40個分に匹敵する208万㎡もの敷地にある発電機1~5号機の合計出力は410万kWで世界屈指の石炭火力発電所でもある。参加者たちは建物内で高熱に包まれながら電気を起こすタービンと発電機や、それら発電施設を365日24時間体勢で管理し続けている中央制御室を見学した。燃料の石炭をストックする貯炭場は粉塵が舞い上がらないよう遮風フェンスが張り巡らされていたり、排煙や排水の処理も厳重に行われていることも説明され、環境への徹底した配慮を実感。参加者たちは普段何気なく使っている電気をつくる大変さを改めて学んでいた。

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