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2月4日の任期満了に伴う津市議選がいよいよ1月19日に告示され、同26日に投開票を迎える。
既に引退を表明している現職もいる一方で、着々と準備を進める新人の姿も目立ち始めているが先日行われた立候補予定者説明会には新人9を含む、39陣営が出席。
36の議席をかけて、最終的にはどれだけの立候補者が出馬するかはわからないが、70名超の立候補者が入り乱れての大激戦となった合併直後の平成18年の市議選を思えば比較的穏やかな選挙戦といえるかもしれない。
この仕事を始めてから市議選はある意味では国会議員や県会議員の選挙よりも難しい選挙だと、つくづく実感している。なぜなら市会議員は、市政運営に係わる重要な政策論議を行うだけでなく、市民の力だけではどうにもならない問題を行政に働きかけて、解決に導いていく能力が問われるからだ。その最も身近な存在であるという性質上、候補者の実力が有権者にも実感し易く、一票のウェイトも大きい。
最近では、選挙と名のつくものの投票率は軒並み振るわず、政治への失望感から、議席数の削減のみを美徳とする風潮がある。しかし、批判を恐れずに言わせて頂くと、それに終始することは自らの民主主義に対する権利を放棄しているに等しい行為だと思う。
選挙は民意を映す鏡である以上、どんな結果であれ、有権者の想いが如実に反映されたものと言っても過言ではない。月並みな言葉かもしれないが、有権者が真剣に政治と向き合い、責任感を持って投票し続ければ政治は必ず変わる。これは紛れもない事実である
今回の市議選は市長選と別に行われるため、投票率の低迷が予想されるが津市内の23万人近い有権者の盛り上がりに期待したい。 (麻生純矢)
2014年1月9日 AM 4:59
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