真剣な表情で茶道を保護者に披露する園児達

 1月30日、津市久居二ノ町の『のべの幼稚園』=山中理園長=東隣にあるのべの文化会館1階道場で、年長児89名と保護者による親子お茶会が開かれた。
 園児達は昨年5月から週1回茶道に取組み、礼儀作法や日本の伝統文化を学び集中力を養ってきた。
 お茶会は、卒園を控えた園児が保護者に日頃の感謝を込めて茶道を披露し、成長を見てもらうのが目的。
 子供達は緊張しながらも背筋を伸ばして美しい所作で茶をたて、京都の和菓子と共に保護者に振舞った。
 また声を合わせて「いつもありがとうございます。小学校へ行っても頑張ります」と感謝の言葉を贈り、保護者らは子供の成長した姿に感激して涙ぐみながら美味しく味わっていた。
 山中園長は「子供たちに本物を体験して様々な文化を学んでもらい、小学校に送り出したい」と話した。