冷たい安濃川に入って練習する子供達

 日本空手道・濤正館・津南空手スポーツ少年団=日々野浩一代表=が1月26日朝、芸濃町河内、安濃ダム上流にある「落合の郷」で恒例の寒稽古を行った。
 この日参加したのは、幼稚園児から中学生までの生徒、男女55名。
 先ずは、ツキや形などの基本練習からスタート。ランニングで体を温めた後、いよいよ上半身裸になって冷たい安濃川に入っての練習。あまりの冷たさに足や手を真っ赤にしながらも、「エイヤ!エイヤ!」と力いっぱいツキや蹴りを繰り出していた。
 練習後は、岸に上がって焚火で暖をとりながら、保護者らが手づくりした豚汁やぜんざいを頬張っていた。参加した生徒は「寒かったけど、気合いで頑張りました」と話すなど、ひと回り強くなった精神力と体を実感していた。