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第13回目の今回紹介するのは『白山道しるべの会』=今井直毅会長(71)。
同会は平成21年に16名で発足。会員達は、白山町の白山公民館で年6回開かれる「地域再発見講座」で講師を務めており、名所の現地案内などを通じ地域のファンを増やしている。受講を機に同会へ入会する人もおり、現在の会員は31名。
一昨年にはホームページを開設。会員の田中朗さんが管理を担当し、同町の川口・倭・山田野にある白山比咩神社をはじめとする名所の情報や、同会の活動状況のほか、まもなく開催される地元のイベントなどを掲載している。
また、地域住民にも地元のことを詳しく知ってもらい名所を訪れたり行事に参加してもらおうと、年末年始に町内の神社などで取材した年越しの行事を写真とともに紹介した。
そのうちの一つが、同町川口の小野区に伝わる小野獅子舞(市指定無形民俗文化財)が元日に区内を巡る「門舞」で、区民によって守られてきた伝統文化の魅力を広く発信することで、その保護に貢献している。
このほか、ガイド活動の際に客から「どこのお店に行けばいいの?」と聞かれるのが多いこともあり、猪の倉温泉をはじめ地元の協賛企業7社の情報も掲載。
地元住民や観光客にとっても便利なページづくりの甲斐あって、一日あたりのアクセス数は600人~800人、多いときには千人を超えるという。
今後も、片面に同会、他面に協賛企業の情報を記載した「ショップカード」を作成し、各企業の店舗で配布するなど、同会や地域のPR活動に取り組んでいくという。
今井さんは「今後、青山高原に風車が40基増設されることもあり、青山高原のハイキングコースを新たに作り、風車完成と同時に定着させたい。また、平成27年度内に全線復旧するJR名松線や、近鉄を使うガイドのモデルコースを作ったり、地域の活性化に繋がるよう企業と連携していきたい」と話している。
同会への問い合わせは今井さん℡059・262・0372へ。
HPはhakusan-guide.com
2014年2月13日 AM 4:58
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