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津市大谷町、津駅西口前にある大川学園・三重調理専門学校5階で10日、料理作品展が開かれた。毎年、1・2年コースの全生徒を対象に、努力の成果を発表する場として行われているもの。今年は65名が参加。春野菜や鯛をはじめ旬の食材を使った日本・西洋・中国料理の作品を披露した。
また前葉泰幸津市長や調理・食品業界のプロらによる審査が行われ、1年コースの大野登美子さんによる「娘へ‥‥伝えていきたいおもてなし.」と題した日本料理の作品が見事、最優秀の津市長賞を受賞した。
大野さんは主婦として料理を学び直したいと考え、家族の後押しを受けて同校に入学。講師のきめ細かい指導のもと、着々と技術を磨いてきた。
受賞作品は、娘さんへの思いや、皆さんに日本料理をもっと大切にしてほしいという気持ちを込め、食材の色を生かして制作したという。
手まり寿司や蟹の甲羅焼きなどの繊細な料理が多数並び、カービング(彫刻)を施したカブや、飾りつけが、料理の美しさを一層引き立てていた。
大野さんは受賞を喜ぶとともに「何歳になっても学ぶことがあります。今後は学んだことを家庭や地域でも生かしたい。また三重にいらっしゃる外国の方にも料理を食べてもらい、日本の食文化を楽しんでもらいたい」と抱負を話した。
そのほかの受賞者は(敬称略)…▼三重県津保健所長賞=渡邉明日香(2年)▼一般社団法人三重県調理師連合会長賞=北村良典(2年)▼三重県調理技能士会長賞=中川日向(1年)▼一般社団法人三重県食品衛生協会長賞=内堀みつき(1年)▼津調理師会長賞=濱﨑智子(2年)▼三重調理専門学校教育研修協力会長賞=廣岡雄也(2年)▼三重調理専門学校友庖会長賞=西山真弥(2年)。
2014年2月20日 AM 4:59
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