2014年2月

受賞を喜ぶ早川さん(右)、刀根さん(左)…中央は川喜田会長

 消費税の周知活動やe─Taxの普及推進など税務行政に協力する団体・津間税会=津市南丸之内。川喜田久会長=の研修講演会がが12日、アスト津で開かれ、冒頭、津間税会会員で平成25年度「全国間税会総連合会・税の標語」で入選した2名に川喜田会長から表彰状が授与された。
 入選者と作品は次の通り(敬称略)…▼早川宏子「消費税 ずっと続く 安心社会」▼伊藤弘道「10%は 老後を守る 保険かな」▼刀根賀枝子「消費税 上手くつかって 景気よく」。 ※伊藤さんは当日出席できなかったため、後日手渡された。

霊障について語る 雲元氏が見えない力を解説

講演する雲元氏

 続いて行われた研修講演会では、㈲エム・アールシー社長で霊能者でもある雲元氏(本名・足坂三長)と、津税務署法人課税第一部門・統括国税調査官の瀬木文雄氏の2名がそれぞれ、「運勢と体制について~わたしたちのメンタルケア~」と「税金あれこれ」と題し講演した。
 雲元氏は、現代病となっている「うつ病」など精神的な悩みや疾患を持つ人が非常に多くなっていること、それに対処するために職場や家庭でのメンタルケアの重要性を指摘。
 さらに、病院での治療をはじめ、経営不振などの悩みには経営コンサルタントの指導などを仰ぐことが大事としながらも、それらでは対処できない悩みや不幸現象にはスピリチュアルな「見えない力」が影響していることを説明。
 見えない力の中でも、特に霊障が大きな影響を及ぼしているとし、自身の30年間にわたる霊障解消事例を示しながら分かりやすく説明。
 具体例として、潰瘍性大腸炎で生死の境を彷徨ったが、屋敷の中の因縁霊の供養や、神棚と仏壇の対処の間違いを指摘した上で、正しい祀り方に修正し完治したケースをはじめ、事業不振だった企業を一転して黒字経営に転化させたケースなどを写真を用いて詳述。
 「何か不幸なことがあった場合、2日~3日前のことを思い出してみてほしい。屋敷をいじらなかったかどうか?何かしらの原因がある事が多い」と話した。
 基本的な対処として、神々や先祖、霊に対する感謝を常に忘れず、適切な方法で祀ったり供養することの大切さを語った。
 最後に霊障を解消するには水、ご飯、酒、塩、線香の5つの供え物で対処できること、不幸現象からの脱却は神様や先祖に感謝し、苦しむ霊を救うこと、さらに目に見えるもの、見えないものすべてに感謝することと説いた。
 続いて登壇した瀬木氏は、税金に関するクイズなどを用いながら、楽しく、分かりやすく税金の仕組みを解説。聴講した津間税会会員らは、8%になる消費税の知識を深めていた。

 津ギターアンサンブル・津市民ギターオーケストラによる第24回定期演奏会が3月2日13時半~(開場13時)、津リージョンプラザお城ホールで開かれる。後援=津市・津市教委・日本教育ギター連盟ほか。
 同ギターアンサンブルは津実業高校(現在の県立みえ夢学園高等学校)のギター部を母体として、OBを中心に成長、本格的なギター合奏団として活動して以来25年間、ボランティアを中心とした演奏活動に取り組んできた。
 当日の第1部は同アンサンブル初の指揮無し演奏。“アンサンブル”の本質に迫る演奏を披露。プライムギターによる独奏や、アルトギターの二重奏もある。
 第2部は同ギターオーケストラが、高音のアルトギターから最低音のギタロンまで各音域ギターを駆使。そこにパーカッションも多数加わり、幼稚園児から大人までの大編成で迫力ある演奏を届ける。
 入場料は、前売り500円、当日800円。県総文チケットカウンター、津新掘ギター音楽院、津駅東口の谷楽器店で取り扱い。問い合わせは、同ギター音楽院℡059・237・3416へ。

ジズライザーシリーズを手に…北村社長

 大手企業の下請けに頼ることなく、独自商品を開発し続けることで中小企業の新たな活路を見出してきた津市庄田町の㈱北村製作所=北村清司社長=は、平成19年の発売以来、国内向け販売台数が累計150万台を突破している刈払機用地ズリ安定板(草刈り機の刈刃に付ける安定板)『ジズライザー』=特許取得済=シリーズの新モデル「エアードライブ240」と「フィット60」を新たに2月10日に発売した。
 ジズライザーは、草刈り機の先端にある刈刃の押さえとして装着するもの。刈刃と共に高速で回転することで発生するジャイロ効果(姿勢を安定しようとする現象)により、安定した操作性を実現。女性や高齢者でも使いやすく、作業性抜群の〝地ズリ刈り〟で草刈りの疲労を軽減するとの好評を得て大ヒット。
 平成22年にはナイロンコードも装着できる「ジズライザーエアー」を、また同23年には小型軽量化した「ジズライザープロ」を、昨年には小型軽量化と同時にナイロンコード(カッター)が装着できる「ジズライザープロエアー」を開発するなど機種を増やし、市場のニーズに応えてきた。
 今回、発売した「エアードライブ240」は、金属の刈刃の代わりに樹脂製の円盤と、底部分にジズライザーと同じドーム状を採用。円盤部分にナイロンコードを装着して使用するもの。
 今回はこの円盤がミソ。刈刃を使わないので安全な上、円盤より外に出た部分のナイロンコードのみが地面や草に接触するため、従来に比べて接触面積が小さくなり、草や小石、土などの飛散を防ぐ。しかも切れ味も鋭く、コードの寿命も長くなるため経済的。
 また、円盤のジャイロ効果とドーム形状が相乗し、従来のナイロンコードでは不可能だった地ズリ作業が可能になった。
 さらに自由な長さにカットして装着できる「純正フリーコード(30m巻)」を使えば、さらにランニングコストを軽減できる。
 ジズライザーシリーズ最小サイズの「フィット60」は作業する人の負担を大幅に軽減すると同時に、コンパクトサイズを生かして、あらゆる場所で威力を発揮する設計になっている。
 一見、アイデア商品と思われがちだが、他が真似できないレベルの安全性、操作性、快適性の追求には膨大な研究開発時間と情熱が注ぎ込まれている。
 今後は「海外への進出も視野に入れている」という北村社長。地元から世界に羽ばたく日も遠くない。
 JA・農機具店、全国のホームセンターなどで販売中。販売価格などの問い合わせは同社℡津256・5511。

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