「真宗三派の会・津徳本会」=常磐井慈祥理事長、事務局・津市北丸之内 報恩寺内=が、4月~11月の第1日曜13時~15時半、津市上浜町の光蓮寺で仏法聴聞の場として『真宗講座』を開講するため、広く一般からの参加を募っている。
 津徳本会は昭和9年に真宗三派(高田派・本願寺派・大谷派)が設立した信仰結社「専精講」と、不良少年の保護施設「専精学舎」=現・少年鑑別所=の運営がルーツ。昭和29年からは寺院や社会福祉施設の戦災・台風災害からの復興を融資により支援。現在、16カ寺と個人が所属する。仏法聴聞の講座は豊かな人生の啓発や、宗教的情操の涵養が目的。
 講師と演題は──
 ▼4月6日=早稲田大学日本宗教文化研究所招聘研究員・安藤章仁氏、大願の船─一光三尊仏の信仰と歴史▼5月4日=元名古屋音楽大学教授・宇治谷顕氏、「孝養父母」と先祖供養▼6月1日=本願寺派布教使・大竹輝道氏、仏さまの願い▼7月6日=大光寺住職・清岡隆文氏、釈尊と阿弥陀仏 
 ※8月は、津市阿漕町津興の光圓寺で暁天講座が開かれるため休講。
 各回とも無料、事前申込み不要。9月以降の内容など問い合わせは報恩寺へ☎津228・6743。