元気いっぱいの演舞を披露する「ハッピーアーカイブ」

 6月4日~8日に北海道札幌市で盛大に開催された「YOSAKOIソーラン祭りr」に、安濃津よさこいの合同チーム『安濃津よさこいハッピーアーカイブ』が参加。津まつりのエッセンスをふんだんに散りばめた見事な演舞で、大勢の観客を魅了した。
 安濃津よさこい組織委員会は、〝よさこい〟を通じ札幌を始め、高知・名古屋・台湾と広く相互交流を実施。更に安濃津よさこい実行委員会は交流の充実と継続をめざし、4年前より安濃津よさこい出場チームによる合同チーム「ハッピーアーカイブ」を設立。YOSAKOIソーラン祭りに参加している。
 これまでとの最大の違いは初の試みとして、このために制作した新曲を踊ったこと。その内容は、津まつりを遊園地に見立て、参加者たちは唐人踊りをイメージした衣装や面をまとい、本物のしゃご馬や、大人気のゆるキャラ・ゴーちゃんと共演するというもの。
 過去最大となる約100名もの踊り手が集まった合同チームはまつりのメインとなる7日・8日、大通りでのパレードや各会場でのステージに参加した。3月終わりから練習してきたが大所帯だけに初めて全員で踊りを合わせたのは現地に着いてからだった。しかし週末には毎週10時間以上と厳しい練習を重ねてきただけに、そんなことは全く思わせない息の合った演舞を披露していた。
 躍動感溢れる踊り子の演技と、可愛いゴーちゃんやしゃご馬の競演はインパクト抜群。これまで以上に観客の注目を集め、津市や津まつりをPRしていた。
 更に既存チームの枠を超えたメンバー同士の絆も深まるなど、安濃津よさこいとしても貴重な機会となった。今年の津まつりも例年以上に盛り上がりそうだ。