2014年6月

 5日、津市羽所町のグリーンパーク津で、働く女性たちの奉仕団体「国際ソロプチミスト三重」=栗田亮子会長=が35周年寄付贈呈式を開いた。
 同会では、毎年地域でボランティア活動に取り組む女性や外国人留学を支援している。今回は4人5団体に奨学金や支援金を贈呈した。
 主なところでは、三重では7年ぶりとなる国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンが選ぶヴァイオレット・リチャードソン賞を相可高校3年生の調理クラブ部長の萩原一夏さんが受賞。国際ソロプチミスト三重賞の学生ボランティア賞には、兵庫芸術文化センターのスーパーキッズ・オーケストラのバイオリン奏者として被災地を訪れ、チャリティコンサートや支援活動を続けている高田高校3年生の伊藤江理華さん(17)が選ばれていた。

 久居城下案内人の会は7月17日(木)13時半~15時(受付13時~)、久居総合福祉会館の南館3階レクリエーションホールで講演会を開く。後援=津市教委。
 講師は椋本千江さん。演題は「久居のお殿様」。
 椋本さんは津市榊原町生まれ。武庫川女子大学国文科卒。著書に「伊勢榊原温泉のあれこれ」「藤堂藩のお殿様」「藤堂高虎公遺訓二百ヶ条」他がある。
 当日は、5年後に久居開府350年を迎えるにあたり、久居のまちを築いた藩祖・藤堂高通公から明治の廃藩置県にわたる約200年、16代の殿様をたどる。
 聴講料は100円(医療代として当日支払い)。
 申し込みはFAX(津255・0960)で氏名・住所・電話番号と「久居のお殿様申込」と書いて送信。申込み期間は7月1日(火)~15日(火)。
 問い合わせは同案内人の会の森下さん☎080・1556・4559。

岡田会長(最前列中央)に募金箱を手渡す西田会長(最前列右)と、関係者ら

岡田会長(最前列中央)に募金箱を手渡す西田会長(最前列右)と、関係者ら

 18日、アスト津で、津藩祖・藤堂高虎公の関係5団体でつくる『津城復元の会』=西田久光会長=が、『中伊勢温泉郷観光推進協議会』=岡田泰典会長=に加盟する津市・伊賀市・名張市の温泉宿8施設に、募金箱を引き渡した。
 同会は、津城北面の復元に必要な約6億円の資金を集めるため、街頭募金活動や、津市の「ふるさと津かがやき寄附」のPRを行うほか、募金箱を今回の分を含め市内外27ケ所に設置している。今回の募金箱の依託は、同会が、会員で、同協議会アドバイザーでもある小林貴虎津市議を通じて同協議会に打診したのを機に実現したもの。
 西田会長は「現在までに約600万円集まった。8施設の協力は、外への発信に大きな力になる」、また同協議会の伊藤真司専務理事は「県内外のお客様に少しでも津市の歴史に興味を持ち、津城に足を運んで藤堂高虎や津城の歩みを知って頂くことで復元の会を応援したい」と話した。
 「ふるさと津かがやき寄附」への問い合わせは市財政課☎津229・3124、または津城復元の会の小菅事務局長☎090・8869・7528へ。

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