2014年6月

yaya 尾鷲観光物産協会・尾鷲市・尾鷲商工会議所と小さな生産者など31あまりの業者が、今年も熊野灘の美味しい魚介類・棚田米・お母さんたちの手づくり特産品など旬の詰め合わせを年4回、通信販売するお買い得な『尾鷲まるごとヤーヤ便!』の申込みを受け付けている。
 尾鷲市は、ブリにカツオ、真鯛に伊勢エビ、手長エビやタカアシガニまで、熊野灘屈指の豊富な海の幸が水揚げされる港町。
 モノを売らない、地域を売り出す!小さな港町が全国でも例の無いまちおこし通販のこのヤーヤ便は、単なるモノの販売ではない。この取り組みを通じて尾鷲を知って、感じて、味わってもらいながら「尾鷲ファン」づくりを目指す。
 過去5回とも予想を上回る反響で、昨年は過去最高の1517件の申し込みで、延べ6200軒余りに特産品セットを販売。この消費者の好反応によって生産者も活気を取り戻すと共に尾鷲を訪れる人も多くなっている。
 6年目の今回は、「海と山と共に歩んだ尾鷲の食と文化を伝えたい」をテーマに大幅にパワーアップ。半分を新商品に入れ替えた。好評の届いてすぐ食べられる刺身セット(刺身とうがらし付き)に、ブリ頭肉のしゃぶしゃぶセット、地域の伝統食である「あぶり」、新商品として、水揚げが大幅に増えつつあるマグロを活用した「マグロ漬け丼セット」や、高級魚のアカヤガラの干物、尾鷲の甘夏を使った「やさしいポン酢」ほか、オプションで定番の「からすみ」や季節の干物ほか、マグロのカマや目玉、カツオの燻製などもラインナップ。
 世界遺産登録10周年記念イヤーを迎える熊野古道と海の幸を満喫するツアーを毎便のオプションで企画。さらに、尾鷲で注目の20㎝クラスの「尾鷲生マグロ」まるごと1本プレゼントなど新企画も満載。
 購入者からは、「特製段ボールから次々と特産品が出てくる宝箱のようで、ヤーヤ便が届くと家族の会話が弾みます」との声が寄せられるとか。
 また、特産品と共に、地域の頑張っている生産者と商品へのこだわり、その食を育む地域風土や文化、旬の催しなどを紹介する地域情報新聞「尾鷲がんばんりょる新聞」も一緒に届くから、生産者の商品への思いや尾鷲の風土を感じながら安心して味わい深く海の幸を堪能できる。
 価格は、送料・税込みで6700円×4回(夏・秋・冬・春)=2万6800円(一括)。
 申し込み方法は同物産協会に連絡してカタログを取り寄せるか、ホームページ(尾鷲まるごとヤーヤ便で検索)からも可能。締切は7月5日(土)。
 問い合わせは同協会☎0597・23・8261。

夫婦演歌をデュエットする中村笑子さん、中村久憲さん

夫婦演歌をデュエットする中村笑子さん、中村久憲さん

 農家の主婦が歌います…『第29回ほほ笑会カラオケ大会』が7月6日(日)9時40分~16時半、三重県総合文化センター多目的ホールで開かれる。入場無料。先着300名に粗品進呈。また会場で長寿高齢者に別途プレゼントあり(但し20名限定)。
 同会主宰の中村笑子さん(72)は津市一身田上津部田で2・7ヘクタールを耕す米作農家の主婦。趣味は歌と花作り。81年、JA津安芸女性部本店教室・櫛形支店教室のカラオケ指導員となり、87年に生徒さん達と「ほほ笑会」を結成。年に一度、農閑期に発表会を開いている。「野良の子守唄」「ほほえみ音頭」「呼子岬」などのオリジナル曲を持つ。
 特別出演は、松本まさおきさん(キングレコード・一志)。ゲストは音響会の会主で作曲・ヴォイストレーナーの伊藤喜美代さん(久居)。来賓は作詞家の奥村和弘さん(日本作詞家協会・鳥羽)。
 友情出演は、河崎盛さん(キングレコード)・音響会・津カラオケ愛好会・でいごの花の会・緋桜会・さつき会・アカシヤの会・フラを楽しむ会・静龍会(踊り)・若竹会ほか多数。
 プログラムは3部で構成。1部は「ほほえみ音頭」でオープニング、フラダンスや踊り、懐メロコーナーや、夫婦のデュエットを披露。トリは松本まさおきショーで、代表曲「美杉旅情」「俺のマグロ船」など、歌と楽しいショーもある(11時半頃)。
 2部では来賓作品コーナーを設定。奥村さん、伊藤さんの作品を7名が披露。
 3部は地元カラオケ会の会主も出演。伊藤喜美代さんの熱唱や、トリでは中村さんが12分の大作、「岸壁の母(歌謡節・母の叫び)」を歌い締めくくる。
 中村さんは「ほほ笑会も皆さまのご支援を得て29年間続けております。健康で歌えることに感謝し、会員そろって頑張りますのでぜひご来場ください」と話す。
 問い合わせは中村さん☎津232・2761。

 唐揚げがブームだという。そういえば、コンビニでも売られているし、たまに通る道にも唐揚げ専門店ができていた。店の前にはノボリがはためき、店の中には何人かのお客の姿が見えた。
 注文を受けてから肉を揚げるのだろう。しばらく待つので、人の列ができる。列があると、おいしい店に見える。少々待たせるのがコツだなと見抜いたつもりが、本場九州の唐揚げはどんなにおいしいかと気になる。
 唐揚げは家庭料理の定番でもある。それぞれの家にそれぞれのレシピがあって、家庭の味ができあがる。我が家でも子どもが食べ盛りの頃には、十日に一度は唐揚げを作った。お弁当にも登場した。我が家の唐揚げはニンニクとショウガを入れた醤油味。スーパーにも揚げたて唐揚げパックが並んでいるが、我が家の唐揚げが一番おいしいと思う。
 ところが、唐揚げをすると台所が汚れる。レンジも壁も換気扇も油っぽくなるのが難点である。だから、子育て終わった私たち夫婦は唐揚げを外で食べることにしている。一人三個もあればじゅうぶんで、それ以上はお腹の脂肪となってしまうのだから、台所を汚すほどでもない。
 唐揚げの本場九州でも、店買いが多いそうだ。専門店の味付けは家庭の味を超越するだろうか。今度あの店の前を通ったら、唐揚げ二人前を買ってみよう。   (舞)

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