小菅会長(左)から永田県議会議長に要望書提出

小菅会長(左)から永田県議会議長に要望書提出

 「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」=事務局・津市栄町=は6月23日、三重県庁と県議会を訪れ、要望書を提出した。
 同会は、県内の経済界、労働界をはじめとする幅広い団体や組織、個人を会員として平成8年設立。「環境と調和したエネルギー源の確保」を活動理念に、エネルギー講演会や見学会などの啓発活動や会報誌の発刊などで情報発信すると同時に、毎年、知事と県議会議長に要望書を提出している。
 この日の要望書は、今年6月12日に開いた同会の平成26年度総会で採択された声明書に基づいてまとめたもので、要望内容は、①エネルギー・環境問題への正しい理解に資する情報発信と現実的解決に向けた諸施策の推進②電力需要のピーク時における節電の促進と省エネルギーの推進に向けた県民的活動の展開と環境整備③次世代層に対するエネルギー・環境教育の積極的な推進④低炭素社会・地球温暖化問題の解決に向けた諸施策の積極的な推進の4項目。
 この日は小菅弘正会長らが県庁で廣田雇用経済部長に知事宛ての要望書を提出。その後に永田県議会議長に手渡した。
 小菅会長は「毎年、同じような内容だが、継続して要望することが重要であると考えています」と趣旨を説明すると、総会にも出席した永田議長は、「このような啓発活動をしていただき、感謝している。県民の皆さんにさらに一層、浸透する方策を考えていきたい」と答えていた。