「ブンナよ、木からおりてこい」の練習の一場面

「ブンナよ、木からおりてこい」の練習の一場面

  津市を拠点に活動する社会人演劇集団・劇団津演=若林一博代表=の津市民文化祭参加・2014年公演『ブンナよ、木からおりてこい』=作・水上勉、演出・竹守伸一=が、12日19時~、13日14時~(開場は各1時間前)、津リージョンプラザお城ホールで上演される。
 主人公である殿様カエルのブンナはある日、椎の木に登るが、その頂上は鳶の餌ぐらだった──弱肉強食の動物の世界を舞台に、命とは?生きるとは?と問いかける奥深い物語。
 竹守さんは「餌になる生き物の恐怖感や、弱肉強食・食物連鎖をどう表現するかにこだわりました。蛇が人間にやられるというドキッとする場面や、上の立場の人にごまをするなど人間関係に通じる場面もあります。押し付けることはせず、色んな見方をしてもらいたい」と話している。
  チケットは、前売り大人1500円、学生1000円、小学生600円。当日大人1800円、学生1200円、小学生700円。
 津演劇鑑賞会☎津228・9523、三重額椽☎津225・6588、県総文チケットカウンター☎津233・1122で取り扱うほか10日までメールでも受付ける。氏名・枚数・日時・種類を記載しg-tsuen@hotmail.comへ送信。
 問い合わせは劇団津演☎津226・1089(月・水・土曜の20時以降)へ。