市長に自社の取り組みなどを説明する中川さん

市長に自社の取り組みなどを説明する中川さん

 津市美杉町八知の「美杉リゾート」はこのたび、超過疎地である同町の活性化を図り「日本のありのままの暮らし」をテーマとした『いなかツーリズム』をスタートする。 具体策は、まず美杉町の観光情報をまとめたポータルサイトの立上げ。また同リゾートを観光ハブ化し、同リゾートを訪れる年間数万人の観光客を町内に回遊させられる仕組みを作る。さらに、町内の各地区活性化協議会と連携し、毎月1回、自然豊かな美杉の魅力を発信するイベントを開催する。7月は蛍ツアー、8月はあまご掴み体験、9月は森林セラピーイベントを行う予定。
 そして、これらの取り組みを、同リゾートの強みであるインバウンド(外国人観光客誘客事業)にも繋げていく。
 同リゾートの中川雄貴代表取締役(30)が3日、市役所の前葉泰幸市長を表敬訪問し、先月訪米し地域再生の事例などを視察した成果を報告した。また自社の取り組みについて「7月にサイクリングでウッジョブのロケ地を巡るイベントを開きます」などと話した。

市長と、商品をPRする4事業所の代表者ら

市長と、商品をPRする4事業所の代表者ら

 津市美杉町で撮影された映画「WOOD JOB!(ウッジョブ!)~神去なあなあ日常~」の公開を機に、同町の4事業者が「神去」「なあなあ」の標章を使った商品を開発した。
 映画の原作の出版社・徳間書店が「神去」「なあなあ」の商標登録を出願中で今回の商品開発は、4事業者が、市物産振興会の呼びかけに応え、同社に標章の使用を申請して実現したもの。事業者と商品は……▼美杉リゾートの神去村麦酒▼日置製茶工場の神去村特産煎茶▼菅尾製茶工場の神去なあなあ緑茶▼京屋製菓舗の神去なあなあサブレ。各事業所などで販売中。
 3日、各事業所の代表者が市役所の前葉市長を表敬訪問し商品をPRした。

 福祉・介護・看護への就労を希望する一般や学生の就職活動を支援する「福祉・介護・看護の就職フェア」の今年度第1回目が7月13日13時~15時半(受付12時半~)、津市一身田上津部田1234の三重県総合文化センター第1・第2ギャラリで開かれる。主催=三重県社会福祉協議会。
 会場には県内76の法人・事業所(同会福祉人材センターのホームページに掲載)が個別相談・面談コーナー、福祉の仕事総合相談コーナー、福祉人材センター求職登録コーナー、ハローワーク相談コーナーを設けて人材確保を図る。
 事前申込み不要、履歴書不要、参加無料。粗品を進呈。託児室完備だが事前に要予約。
 また、10時半~12時には「就活応援セミナー」も開催。講師は㈱アイデム人と仕事研究所の小野山哲朗さん。演題は「面接は事前準備で決まる!」。
 問い合わせは同社協☎059・227・5160。

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